インタビュー・コメント

マネル・ケイプ「フィゲイレードは感謝するべき」

フライ級ファイターのマネル・ケイプは、今週末に開催されるUFC275でホジェリオ・ボントリンと対戦します。

フライ級チャンピオンのデイブソン・フィゲイレードは自身がケガで欠場中に暫定タイトルを作ることに不満を示していました。

ケイプは今週行われた記者会見で、フィゲイレードはUFCに感謝するべきだと主張しました。

「デイブソンには文句を言わせておけばいい。この男は恩知らずだ。UFCが全てを与えてくれたのに、今になってUFCが暫定ベルトを作ることに文句を言い始めた。チャンスを与えられていることに感謝すべきなんだ。彼は村で牛と一緒に暮らしていたのにね」

ケイプが対戦するボントリンはフライ級ランキング8位に位置しています。

ボントリンは最近カイ・カラ・フランスやブランドン・ロイバルに敗れているものの、ケイプはこの試合を大きなチャンスだと考えています。

「彼はカイ・カラ(フランス)と1ラウンドでとても上手く戦った。残念ながら、カイ・カラは彼に厳しいパンチを与えてしまった。でも私はホジェリオが彼らよりも優れた選手だと思っている。自分がホジェリオよりも優れた選手であることを証明し、この試合を容易く終わらせるよ」

ケイプは当初4月のUFCファイトナイトで試合が組まれていたものの、数日前にドーピング検査に陽性反応になったことから試合が中止になっていました。

ケイプは当時を振り返って次のように語りました。

「何が起こったのかわからなかった。飲んでいたプレワークアウトサプリメントのせいだと思うが、これは全てのファイトキャンプで飲んでいたけど一度も引っかかったことはなかった。このサプリメントはUSADAから認められていないことは知っているが、それが陽性反応になるとは思わない。でもUFCやUSADAは私が戦うことを許可してくれた。ただネバダ州のコミッションが戦うことを許可していないが、レベルは非常に良かったと言っていた。私は不正などしていない。100%本当だよ。ずっと検査を受けてきたけど、毎回陰性だったんだ」

「ただ試合が中止になったことだけは腹が立ったね。あのときはとても元気で体調も良く、スピードもあって全てが上手くいっていた。でも裏を返せば何らかの理由でこのようなことが起こったんだ。私はアジアでUFC275のメインカードを戦うビッグスターになった。おそらく神様は私に他の計画があって、これが最高の計画だったんだろうね」