インタビュー・コメント

アデサンヤ「偉大な選手は批判されてきている」

イスラエル・アデサンヤは週末のUFC276でジャレッド・キャノニアに判定で勝利し、ミドル級タイトルの防衛に成功しました。

アクションの少なさから会場からブーイングを受けたアデサンヤは、試合後の記者会見で次のように語りました。

「かなり気持ちが楽になったよ。過去にも言ったことがあるが、最悪の日でも最高の選手に勝つことができる。今夜はオフの夜だった。ユージン(ベルマン)は、『君のことを本当に知っている人たち、チームメイトや家族は君がオフの夜だったことを分かっているよ』と言ってくれた。それでも彼に勝ったんだからね」

アデサンヤは、これまでの偉大な選手たちはみんな観客からブーイングや批判を受けてきたと指摘しました。

「クソくらえだね。彼らは15時からここにいた。みんな酔っぱらっているんだ。彼らは本当の戦いが何であるかわかっていない。偉大な選手たちはみんなこの地点に到達する。俺がただのファンだった頃もそうだった。アンデウソン・シウバ(対ジョルジュ・サンピエール)で素晴らしい試合だったというのを覚えているよ。それと同じことだ。みんなブーイングしていたよ。GSPはGOATの一人だが、彼にブーイングを送っていた。俺はお前ら何見てんだ?って感じだだったね」

「(モハメッド)アリやフロイド・メイウェザーも同じことだ。とても素晴らしいから、みんな何が何でも倒れるのが見たいだけなんだ。もし華やかなパフォーマンスがなければ、そんなに良い選手じゃないってことになるだろう。ジャレッドは俺が良い選手であることをわかっているし、俺も同じように彼を評価しているよ」