ブライアン・オルテガはヤイール・ロドリゲスと対戦したものの、第1ラウンドで肩を脱臼したことからTKO負けとなりました。
ケガがなければ結果はどうなっていたかわからないものの、オルテガは試合後の番組に出演して、ケガが起こるまでは勝っていたと語っています。
「腕を強く握られて脱臼してしまった。それだけのことで、腕十字は何も関係なかったよ。不慮の事故だった。ただただ最悪だよ。自分のキャリアで初めてのことだ。呆気にとられるばかりだね。全てが順調だった。試合は全てにおいて俺が勝っていた。感情的になってしまうからゲームプランに忠実だったんだ。俺が得意とするグラップリングで主導権を握ろうとしていたのを世界中の人たちが見ていただろう。グラウンドでの攻防で腕が外れてしまったんだ」
今回のケガはこれまで経験したことのないものだとしながらも、オルテガはケガの状況について心配しています。
「できるだけ早くMRI検査を受けるつもりだよ。やるべきことをやる。手術をする必要がないように神に祈るよ。すでに2回も肩の手術をしている。本当にイヤなものだから、もう手術を受けなくてもいいように祈っているんだ」
オルテガは再戦できるようになったら、ロドリゲスと再び対戦して決着をつけることを望むと語りました。
「もう一回戦いたいね。絶対に取り返したい。体が大丈夫になったらまた戻ってきたい。何も休みを取ろうとは思っていない。腹を立てているんだ。だが今は笑顔を心がけているし、頑張り過ぎたんだ。こんなバカげたことのために全てを犠牲にしたんだよ」
また試合後の記者会見でダナ・ホワイトは、オルテガのケガについて肩の手術が必要な可能性があると語っています。
「最悪だよ。このようなことが起こるのが荒々しいスポーツだ。素晴らしい試合になるように見えた。だからこういうことが起こるんだ。どうすればいいのか?最悪だよ」
「オルテガはおそらく肩の手術が必要だろう。私は肩の手術を受けたことがあった。それは悪夢だったし、回復するまで時間がかかる。どうなるか様子を見てみよう。今はそんなことを考えても仕方がない。でも2人ともやりたいと言っているのがすごいところだね」