10月22日にアブダビで開催されるUFC280のメインイベントでは、チャールズ・オリベイラ対イスラム・マカチェフによるライト級チャンピオン決定戦が行われます。
オリベイラはハビブ・ヌルマゴメドフが提案したアブダビ大会で戦うことを承諾しており、それでもマカチェフに勝つ自信があるようです。
オリベイラは『MMA Fighting』のポッドキャストに出演し、マカチェフとの対戦について次のように語りました。
「俺は彼のホームへ向かう。彼らが望んだ場所で打ち負かすつもりだよ。自分がこの階級で最難関だということは理解している。誰もバカじゃないだろう?イスラムがこれまで戦った相手はみんなストライカーで、彼らに対してテイクダウンをしていた。俺はどの選手とも直接向かい合い、スタンドで痛めつけて状況を有利に進めるためにテイクダウンを奪っただけだ。イスラムはこの階級で最難関であるチャールズ・オリベイラと戦うことになるんだ」
「グラウンドで戦いを始めたい?それならガードポジションで始めてもいい。俺にとっては何の違いもないからね。何度も言うが、俺はこの階級で最も難しい選手であり、それをみんな理解していないんだ。相手が誰であろうといつ戦おうと関係ない。スタンドで戦いたいならそうすればいい。俺をテイクダウンしたいならそうすればいいだけだね」
オリベイラはマカチェフのテイクダウンを恐れていないと語っています。
「テイクダウンするだけの相手と戦うときは、自分の得意なことを練習しなければならない。みんなわかっていないんだ。バカなのかアホなのか知らないけどね。イスラムは打撃もあるが、誰であってもテイクダウンをしていく。彼が戦った相手はみんなテイクダウンを恐れているストライカーだ。俺はテイクダウンを恐れていない。イスラムは何をしてくるか悩むところだ。彼が得意とする分野で100%の力を発揮するよ。俺はUFC史上最多のサブミッションの記録を持っている。平和を望むか、戦争を望むか。10月22日は戦争だし、その準備は出来ている。俺が勝つんだ。大きなレガシーを残していく。俺がこのスポーツのビッグネームに近づくと、彼らは煩わしさを感じるんだ。なぜか?俺は何もしていないのにね。彼らは俺がどれだけ進化しているのか見ているのだろう。それが現実だよ。話し方も着こなしも到着の仕方も変わった。全てが変わったんだよ」
マカチェフ戦はアブダビで戦うことになりますが、オリベイラは戦う場所は関係ないと語ります。
「オクタゴンはファヴェーラ(ブラジルのスラム街)でもドバイでもどこでも同じだよ。ケージの扉が閉まれば2人きりになる。イスラムのストーリーや成し遂げてきたことには敬意を払っている。だが俺が戦った相手と彼が戦った相手を比較する必要がある。そこがもう違うんだ。俺の方が優れているが、どちらがベストなのか確かめてみよう。この試合で俺がアンダードッグになることで、みんなが儲かればとても満足だ。それが現実だよ。俺がアンダードッグにならないときは、みんなが儲からなくてさみしいからね」