インタビュー・コメント

ウスマン「ドウェイン・ジョンソンよりビッグになりたい」

今週末に行われるUFC278のメインイベントでは、カマル・ウスマン対レオン・エドワーズのウェルター級チャンピオンシップが行われます。

ウスマンは最近映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』に出演しました。

これに対してエドワーズは、名誉と富に踊らされてタイトルを失う可能性があると主張しています。

しかしウスマンは今週行われた記者会見でその主張を否定し、最終的にはWWEで成功した後にハリウッドでも成功したドウェイン・ジョンソンよりもビッグな存在になりたいと語りました。

「映画に出演したら、みんなは俺が今ハリウッドにいると言っている。俺が大学時代にリトル・シーザーズの5ドルのピザを食べて2日間それで生き延びたり、1週間ずっとラーメンを食べていたりしたとき、俺が何をしていたかわかるかい?そんなことをしなくてもいいようになることを夢見ていたんだ。好きなステーキハウスに入れるようになって、母親や父親に『あそこに行きたい?それなら行こう。プライベートジェットで行きたい?問題ないよ』と言えるようになった。いつもそれを夢見ていたし、そうなることを望んでいたんだ。だからそこに至るまで努力を惜しまなかった。シルクのシャツがずっと欲しかったよ。努力した結果、それを手に入れた。だがそれで終わりじゃない。ドウェイン・ジョンソンよりもビッグになりたんだ。まだ彼に及ばないからもっと努力が必要だということだ。ハリウッドにいて自惚れていると言う人たちみたいな考え方もあるんだね。もし彼がそう考えているとしたら最大の思い違いだよ。土曜日は彼にとって短い夜になるだろうね」

ウスマンは2015年にエドワーズに一度勝利していますが、今回も勝つことになると語っています。

「どうなるか彼も俺もわかっている。みんなの話によると、彼は最もビッグでヤバいヤツらしいね。技術的にも彼は非常に優れていると思うよ」

現在UFCで15連勝中のウスマンは、UFC278でアンデウソン・シウバが保持する連勝記録に挑むことになります。

ウスマンは勝って連勝記録を伸ばしたら快挙であると語っています。

「特別な快挙だよ。長年にわたって積み重ねてきた努力が報われたよ。全てのトレーニングをこなし、コーチやチームからの指導を受けてここまでたどり着いた。アンデウソン・シウバは俺が始める前からこのスポーツをやっていた。俺がUFCを見始めた頃は、彼がエースだったのを覚えているよ。注目するべき選手だったね。 今その記録に並ぶことができたのは、自分にとって大きな意味があるんだ」