インタビュー・コメント

ダナ・ホワイトがウスマン対エドワーズの再戦を示唆

UFC278のメインイベントでは、レオン・エドワーズがカマル・ウスマンを相手に、第5ラウンド残り1分で強烈なハイキックによってノックアウト勝利しました。

それまではチャンピオンのウスマンが試合を優勢に進めていたため、エドワーズにとっては劇的な勝利となりました。

試合後の記者会見でUFCのダナ・ホワイトは、このスポーツの面白さについて語っています。

「今夜はウスマンにとって全てがかかっていたと思うし、ずっと絶対的な自信を持って戦っていた。彼は完璧な試合をした。ファンには喜ばれないスタイルだったかもしれないが、頭やボディに強力な打撃を放っていた。最後の1分までこれ以上ないほど完璧な試合を繰り広げたんだ」

「このスポーツがいかにクレイジーかということだ。それがこのスポーツを世界で最も素晴らしいものにしている所以だよ。4ラウンドと4分間ずっと見ていても、その後にそういったことが起こり得るということだ。このスポーツは何でもありだ。毎回試合をすると一方的だと言われるけど、このスポーツに一方的な試合はないんだ。今週も話したことだが、問題なのはみんながレオンを十分に評価していないことであり、彼は非常に危険な相手だ。試合終了まであと1分というところで、立ち上がって去っていく人がいたかもしれない。このままウスマンがシャットアウトするかと思いきや、ドカンとヘッドキックだ。それがこのスポーツの素晴らしさであり面白さだ。試合が終わるまでは、終わったと思えないということだ」

これでウスマンとエドワーズは、1勝1敗となっており、この試合も敗れるまでウスマンが優勢に進めていました。

ホワイトはエドワーズ対ウスマンの3戦目を行うことは確実だとし、実現に向けてそれほど時間はかからないだろうと語っています。

「やらないというのはどうなんだ?イギリスでやりたいね。レオンはそんなに長く待つ必要はないだろう。いずれにせよ彼はキャンプに戻ってトレーニングを開始しなければならない。まずは日程を決めないとね。もう1月までは埋まっていると思う。たとえ再戦だったとしても、彼を待ってはいられないね」