インタビュー・コメント

ネイト・ディアスがチマエフとファーガソンについてコメント

UFC279のメインイベントでは、ネイト・ディアスがトニー・ファーガソンに第4ラウンドサブミッションで勝利しました。

当初はカムザット・チマエフとの対戦だったものの、チマエフの計量オーバーによって前日に対戦相手がファーガソンへ変更されることになりました。

ディアスは試合後の記者会見で、対戦したファーガソンを称賛しました。

「リスペクトだよ。彼は長い間戦ってきた。多くの優秀な選手と戦い、たくさん素晴らしいパフォーマンスを発揮してきた。多くのクレイジーなファイトを繰り広げ、たくさんのダメージを受けてきた。ただただ尊敬するのみだ。世界で最も過酷な仕事だ。あいつは億万長者になるはずだよ」

一方でチマエフに対しては批判しています。金曜日の朝に減量している最中にUFC関係者から、チマエフがウェルター級の規定体重まで落とせないことを知らされたようです。

「ダサくて怯えたつまらない新米だ。俺は最後の1ポンドのためにサウナに入っていたのにふざけているのか?って。どうでもいいがこれを終わらせてから話をしよう、とにかく計量に臨んで食事と水分補給をしたら何でもいいから教えてくれって感じだった。でもこのクソ野郎は俺のことを怖がっているんだと思ったね。記者会見ではビビっていた。だからそうなることはわかっていたよ」

カード変更に対してUFCがディアスに見合った金額を支払ったことで、最終的に話がまとまったようです。

「俺に金を支払う必要があった。15ポンド減量した俺に1日前に対戦相手を変えろと言うなら、この団体のどのチャンピオンよりも多くの金を支払うべきだろう。彼らはもう渡していると言っていたが、俺はそれ以上に欲しいんだよ。(いくらもらったから)数えきれないほどだよ」

ディアスは次の試合について言及しなかったものの今後UFCに出ないと決まったわけではないとし、10月29日に行われるボクシングのジェイク・ポール対アンデウソン・シウバに興味があると語っています。

「UFCに復帰しないという考えはないよ」

「ジェイク・ポール対アンデウソンのリングサイドの席を用意してくれ」

またUFCのダナ・ホワイトは、試合後の記者会見でこのまま留まることを期待しているとしながらも、どの道に進もうとも成功を願っていると語りました。

「彼はずっとここにいるよ。彼がここにいるのは素晴らしいことだし、上手くいくことを願っている。彼とはオフィスで数か月前にこの話をしたんだ。 彼が今後どのような道を歩むにせよ、私は彼の成功を心から願っている。彼は自分の組織やプロモーションを立ち上げるなど何か別のことをやっているようですが幸運を祈っている。彼がここにいるのは素晴らしいことだよ」