インタビュー・コメント

コーリー・サンドヘイゲン「5ラウンドも戦いたかった」

週末に開催されたUFCファイトナイトのメインイベントでは、コーリー・サンドヘイゲンがソン・ヤドンにTKOで勝利しました。

目の上をカットしたヤドンは傷が悪化し、第4ラウンドと第5ラウンドの間にチェックされ、ドクターストップがかかることになりました。

サンドヘイゲンは試合後の記者会見で、ヤドンの大きな傷には気づいていたものの、そこに意識は向けていなかったと語っています。

「正直、カットのことは考えていなかった。口の中に血が入っていくのが見えたよ。彼はちょっと変わったヤツだ。笑いながら口の中に血が入るのを楽しんでいた。そういうヤツなんだ。それには気づいていたけど、それ以外はゲームプランに忠実で、彼に殴られてノックアウトされないようにしていたよ」

サンドヘイゲンは5ラウンドも戦いたかったと語っています。

「まだ目が動くような気がして、5ラウンドは良い展開になりそうだった。だからちょっと残念だったよ。私が戦っている人たちは、他の人たちよりも共通点が多いように感じるし、相手に何かが起きて試合が終わったのを見ると、その選手に対する同情する気持ちが湧いてしまうんだ。もし自分がそうなったら、かなり残念に思うんだけどね。ソンにはちょっと気の毒な気がする。ただ自分が彼をカットしたわけだから、勝者として帰る。そう思うことにするよ」

「ソンはとんでもないファイターだよ。とてもタフな選手だろうと思っていた。本当にハードな攻撃をしてくる。テイクダウンのディフェンスがとても上手かったね。試合が進むにつれて彼のことがわかってきたから、5ラウンドが本当に楽しみだった。気持ち良かったよ」

今後についてサンドヘイゲンは、現在のバンタム級の状況を考えると、2人の選手しか選択肢はないと語っています。

「チト(マルロン・ヴェラ)かメラブ(ドバリシビリ)の名前を挙げるよ。両者とも全く別の課題を与えてくる。ほとんど正反対のファイターだ。でも問題ないよ。クリスマスにどちらか一人と戦わせて欲しいね」