インタビュー・コメント

パウロ・コスタ「カムザット・チマエフと戦いたい」

UFC281ではイスラエル・アデサンヤを倒して、アレックス・ペレイラが新チャンピオンとなりました。

そしてカムザット・チマエフは前回の試合でキャッチウェイトとなり、今後はウェルター級に留まるのか、ミドル級へ階級を上げるのか注目が集まっています。

ミドル級ランキング6位のパウロ・コスタは『Submission Radio』のインタビューで、もしペレイラがチマエフと戦うことになったら苦戦するだろうとし、最終的に自身がチマエフと戦いたいと語りました。

「彼は賢い選手だ。もし彼がアレックスと戦ったら、アレックスにはグラップリングがないから大きな問題を抱えることになると思う。MMAはキックボクシングとは全く違う。もしその試合が実現したら、アレックスには分が悪いだろう。でも彼らが試合を組むことはないと思う。その試合は行われないと思うよ。俺は彼と戦いたい。数週間前に彼に対戦を申し込んだんだ。彼はウェルター級に留まる、ミドル級へは転向しないと言っていた。しかし彼は簡単にベルトを手に入れることができる大きなチャンスと考えたんだろうね」

コスタはUFC281のアデサンヤ対ペレイラを見て、全体的なアデサンヤのパフォーマンスには満足しているとしながらも、打たれ弱いために最後まで持ちこたえることができなかったと語っています。

「とても良い試合だったね。アデサンヤがアレックスよりも上だったかなって思う。でも2~3手で試合を終わらせたんだ。アレックスの手にはたくさんのパワーが宿っている。アレックスのパフォーマンスにとても満足だったよ。アデサンヤは打たれ弱い。他の選手と比べて打たれ強さがないと思う。アレックスは打たれ強いけどアデサンヤはそうでもないね。だからアデサンヤは第5ラウンドでほとんどの攻撃を避けていたが、最後まで避けきることはできなかった。最後まで距離を保つことだよ。だから彼は捉えられてしまった。もし彼らが再戦したら、結果については予想していないよ」