12月10日のUFC282のメインイベントはプロハースカがケガで欠場することになりタイトルを返上したことで、グローバー・テイシェイラのタイトル戦がなくなりました。
代わりにヤン・ブラホビッチ対マゴメド・アンカラエフによるライトヘビー級チャンピオン決定戦が行われます。
試合がなくなったテイシェイラは『MMA Fighting』のインタビューで、新たなマッチメイクを欠場するつもりはなかったとし、UFCの決定に理解できないと語りました。
「10日にブラホビッチと戦うと(UFCに)言ったのは、彼と戦ったことがあるから適応しやすいだろうと思ったし、(アンカラエフは)サウスポーだからだ。もし(アンカラエフと)戦わなければならないなら、ブラジル(1月21日のUFC283)で組んでくれと言ったんだ。それにブラホビッチの方が上にランクインしているんだから意味ないだろう。ヤンと俺の方が彼より上にランクインしているのになぜ彼らが組まれたのか。まぁいいけどね。我々は自分の立場を貫かなければならない。自分の好きなときに戦うなんてことはないんだよ」
なぜUFCがブラホビッチではなく、アンカラエフとの対戦にこだわったのかわからないとしながらも、UFCに対する考えは変わらないと語っています。
「会社に対する考えは変わらない。俺は満足しているし、感謝しているよ。誰かのために1,000のことをやっても、1つもしなければ最低の人間になるというのがある。UFCのことは言わないが、あの日は本当にめちゃくちゃだった。トレーニングキャンプをしていたのに、今はタイトル戦から遠ざかってしまった。 俺は2人の選手と戦うことに同意して、アンカラエフと戦うための時間を欲しいと頼んだだけだ。俺はハイレベルな選手だし、ただお金のために戦って、腕を蹴られて倒れるような人間にはなりたくないんだ」
「オクタゴンの中では自分の命を捧げている。 みなさんも俺の試合をご覧になったことがあると思うが全力を出し切っている。自分のためにブラジルでベルトを取り戻したいし、それができると信じている。俺はプロハースカを倒していた。俺がミスをするまで圧倒していた。ベルトは取り戻すけど、ちゃんとやらないとね。勝つために行くんだ。お金のために戦うのではない。名誉や名声を高めるために戦う。もう勝ち負けに執着することもない。目標のために戦う。お金のために戦っていたら今頃続けていなかっただろうし、YouTuberにでもなっていただろうね」