インタビュー・コメント

ジャレッド・キャノニア「チマエフはミドル級でトップと戦うべき」

カムザット・チマエフはUFC279でウェルター級マッチが予定されていたものの、計量オーバーによってキャッチウェイトでの対戦となりました。

今後はミドル級へ転向する可能性があり、先日チャンピオンであるアレックス・ペレイラへ対戦を呼び掛けています。

ジャレッド・キャノニアはインタビューで、チマエフはミドル級でタイトルに挑戦する前にまずトップコンテンダーと戦うべきだと語りました。

「個人的には、もし彼がタイトルに挑戦したいのなら少なくともトップ10にいる誰かと戦う必要があると思っている。トップ選手の一人である彼は、俺かロバート(・ウィテカー)かイスラエル(・アデサンヤ)と対戦することになるだろうね。 もし彼に誰かと戦わせるなら、ウェルター級でやったようにトップ3に入っている誰かとやらせればいい。彼がどうなろうと知ったことではない。彼のことはあまり意識していない。自分のことに集中しているよ。だから今いる場所に留まって誰が来ても同じように対応するつもりだ。誰とでも戦うよ。戦うためにここにいるんだ。楽しい試合になるだろうね」

キャノニアはチマエフがトップ選手と戦ってタイトル挑戦権を獲得するべきだと考えているものの、UFCは必ずしもそうはしないと考えています。

その例としてミドル級チャンピオンになったアレックス・ペレイラを例に挙げています。

「間違いなくトップ選手と戦うべきだろう。またビジネス面もある程度は理解しているし、あまり良い印象を受けないね。気分の良いものではないことは確かだ。彼がタイトルに到達するためにすべきことはこれだ、と言うことはできない。ペレイラは何試合した?2~3試合?そしてタイトルを獲得した。タイトルを取るために誰が何をすべきかをここで言うつもりはない。UFCにはその仕組みがあり、それがどのように展開されるかは様々な場面で見てきたからね」