インタビュー・コメント

ブランドン・モレノ「フライ級チャンピオンになって最高の気分」

UFC283ではフライ級タイトル統一戦が行われ、ブランドン・モレノがデイブソン・フィゲイレードに勝利してフライ級チャンピオンとなりました。

モレノとフィゲイレードはUFCで過去4試合戦っており、同一カードによる4戦目はUFC史上初となりました。

モレノは『The MMA Hour』に出演し、ライバル関係が終わった気分について語りました。

「とても素晴らしい気分だよ。ストレスやプレッシャーから解放され、このライバル対決に勝って歴史を作ることができて最高の気分だ。正直なところ、初めてタイトルを獲得したときの方が特別だった。とても簡単なことだ。今回は勝てる気がしていたからね。試合前から彼に勝てると思っていた。 ただオクタゴンで仕事を終え、自分が本物であることを世界に示すことができてとてもうれしく思っているよ」

モレノはフィゲイレードの弱点としてメンタル面にあると語っています。

「彼はプレッシャーに弱い。疲れてイライラし始めるからだ。彼の心の中のちょっとしたところでやめたいと思うんだ。以前の試合、特に彼との2戦目はそれを見ることができた。だから彼とレスリングをしよう、彼とどうこうしようといったゲームプランはなかった。具体的なことは何もない。ペースを上げてプレッシャーをかけ、彼に疲れを感じさせればいつかは試合を終わらせたくなるはずだ。医師とのリプレイを見たが、もうやめたとは言わないまでも顔や身のこなしが、もうだめだというような感じだった。それが計画だったんだ」

フィゲイレードは今後バンタム級への転向も示唆しています。

これまでフライ級で体重を作ることに苦悩してきましたが、モレノはフィゲイレードがバンタム級へ転向することで必ずしもうまくいくとは限らないと語りました。

「私は多くのバンタム級選手と練習している。本当に厳しい階級だよ。1番はライト級で最も競争力のある階級だ。現在2番目はバンタム級だと思う。彼はすごくでかい。フライ級ではでかいけど、バンタム級ならどうなのかわからないね。どうなるか見てみよう。彼の右手にパワーがあることは確かだからね。おそらく減量が少なければ、もっと元気になってパワーアップできるかもしれない。どうだろう。見てみたいね」