インタビュー・コメント

イスラム・マカチェフ「ただの防衛戦ではなくPFP1位を獲る」

今週末にオーストラリアのパースで開催されるUFC284のメインイベントでは、マカチェフ対ヴォルカノフスキーによるチャンピオン対チャンピオンが行われます。

マカチェフはスーパーファイトのプロモーションについて失望を表明しているものの、UFCのダナ・ホワイトはマカチェフがダゲスタンに住んでいるためプロモーションされていることを何も知らないとし、大成功を収めることになると主張しました。

カードのプロモーションをもっとやりたかったが、UFCの幹部が快適なら、自分も快適だとも言っている。

マカチェフは『MMA Junkie』のインタビューで、プロモーションについてホワイトと話をしたことを認め、次のように語りました。

「どのメディアもやって来ると『プロモーションについてどう思うか?』と同じ質問をする。彼らには『世界中をまわってこの試合をプロモーションする準備はできている』と伝えているよ。でもUFCはそれを望んでいない。2日前にダナとInstagramで話して、彼には何かプランがあると言っていたが、答えを待っているところだよ」

先週末に開催されたUFCファイトナイト後の記者会見で、ダナ・ホワイトはUFC284について話すとき、マカチェフの名前をきちんと覚えていませんでした。

しかしマカチェフはホワイトの間違いを気にしていないと語っています。

「アメリカ人にとってこれは簡単なことではない。俺の苗字は忘れられてしまった。マカチェフはアメリカ人にとって簡単ではないんだ。ヌルマゴメドフのようにね。誰かが正しく言っているのを聞いたことがない。誰でもミスはするものだ。俺は気にしていないよ。間違いなく彼は全てのチャンピオンを尊敬している。俺は人のことを悪く思わないよ」

現在のUFCパウンド・フォー・パウンドランキングでマカチェフは2位となっています。

ランキング1位はヴォルカノフスキーとなっており、UFC284で1位と2位が直接戦うことになります。

マカチェフはライト級タイトルの防衛戦だけでなく、パウンド・フォー・パウンドランキングで1位を獲るための戦いでもあると語りました。

「本当にうれしいよ。ただベルトを防衛するとかそういうことではないんだ。俺は新しいパウンド・フォー・パウンドの最高の選手になるために戦う。それが一番良いと思う。ただの防衛戦じゃない。それは俺にとってNo.1という新しいタイトルなんだ」