インタビュー・コメント

イスラム・マカチェフ「ヴォルカノフスキーをKOしたい」

今週末のUFC284ではマカチェフ対ヴォルカノフスキーによるライト級チャンピオンシップが行われます。

両者ともUFCチャンピオンであるためスーパーファイトとなるこの一戦ですが、マカチェフはUFCのプロモーションが足りないと批判しました。

しかし今週行われた記者会見でマカチェフは批判を撤回し、ホワイトから情報を示されたことで納得したと語っています。

「俺はメディアにこの試合は宣伝されていないと言った。しかしダナがメッセージをくれて、ランキングやプロモーションの方法、販売方法などを全て見せてくれたよ。今は理解している。この試合で彼らが何をやっているのか、どうやってプロモーションをやっているのかついていけなかった。でも彼らはたくさん宣伝してくれているからチケットがないし、ダナはペイパービューがたくさん売れると言ってる。おそらく(歴代)2位か3位になるんじゃないかな」

フェザー級チャンピオンのヴォルカノフスキーはこの試合で負けてもタイトルを失うことがないため、マカチェフはヴォルカノフスキーにとって良い試合だと主張しました。

「俺がベルトをとったことで状況が変わった。今や人々や選手たちが俺の名前を知っている。以前彼らは俺を避けようとしていたけど、ヴォルカノフスキーにとっては良い試合になったね。彼は何を失う?ベルトか?何もないだろう。彼はただ試合に出てお金を稼ぐだけで、試合が終われば自分の階級に戻り、チャンピオンのままでいることができる。彼はこの試合で負けても失うものがないんだ」

最近UFCはジ・アルティメット・ファイターの次のシーズンでコナー・マクレガーとマイケル・チャンドラーがコーチを務め、その後両者が対戦する予定であると発表しました。

マカチェフはマクレガー対チャンドラーについて語っています。

「MMAファンにとっては良い試合だが、チャンドラーが勝てば確実に引退することになるだろう。たくさんお金を稼いでそれで終わりだ。チャンドラーはとても賢い選手で、ここ数試合を見たけど、まるでストリート出身のようにクレイジーなファイトを展開している。でも今になって彼がなぜこんなことをしたのか理解できた。もし彼が(ダスティン)ポイエーや(ジャスティン)ゲイジーに勝てばこの試合は実現しないからね。でもここ4試合は同じように3回負けているから、この試合が実現したわけだ。そしてコナーにとっても良い方法を選んでいる。彼は小柄な相手を選び、ウェルター級で、ようやく誰かが勝つことになるだろうね」

マカチェフはUFCで無敗のヴォルカノフスキーをノックアウトで仕留めたいと語りました。

「1秒でも早く彼をフィニッシュしたい。俺の目標?彼をノックアウトしたいね」