インタビュー・コメント

ヤイール・ロドリゲス「10年かけてタイトル戦にたどり着いた」

今週末にオーストラリアのパースで開催されるUFC284では、ヤイール・ロドリゲス対ジョシュ・エメットによる暫定フェザー級チャンピオンシップが行われます。

フェザー級チャンピオンのヴォルカノフスキーがライト級に挑戦することから、この試合が組まれることになりました。

ロドリゲスは今週行われたメディアデーで、2014年のUFCデビューからようやくタイトル戦にたどり着いた心境について語っています。

「長かったね。10年かけてやっとここまで来たという感じだ。真のベルトじゃないとか、失礼なことは言いたくない。それはそれでいい。正直に言えば、もし実際にベルトを賭けて統一戦を行うことになれば、それがベルトになるんだ。 もし実際のチャンピオン(ヴォルカノフスキー)がフェザー級に戻らないと決めたら、暫定ベルトを持っている者がこの階級のチャンピオンになる。つまりそういうことだよ」

ヴォルカノフスキーはUFC2階級同時戴冠に成功すれば、フェザー級とライト級の両方のタイトルを防衛したいと何度も発言しています。

フェザー級でのヴォルカノフスキーと同様に、ロドリゲスはヴォルカノフスキーについて、フェザー級同様にライト級でもマカチェフを相手に力を発揮するとの見解を示しています。

「ヴォルカノフスキーは、あのケージの中でいろいろなことができる選手だと思うから除外していないよ。ただイスラムは自分の武器を上手く使っていると思う。アレキサンダー(ヴォルカノフスキー)が勝つためには、本当に賢くなければならないと思うよ。正直なところ、イスラムの方が勝つチャンスがあると思うが、ヴォルカノフスキーを除外することはできないね」

この暫定タイトル戦にはフェザー級ランキング4位にいるアーノルド・アレンが戦うべきだとする意見もありました。

しかしロドリゲスは長い目でみれば、いずれエメットやアレンなどのトップ選手と戦わなければいけないと主張しました。

「その質問の答えは、いずれお互いに戦うということだ。我々はみんな同じ階級にいる。みんな競っていて、最終的に勝った選手がトップと戦うことになるんだ。目の前には常によりタフな相手がいるものだよ。今マックス・ホロウェイやアーノルド・アレンやこの階級にいる他の選手と戦わなくてもいいところにいる。でもいずれはそうなると思う。ただ時間の問題なんだ。それだけだよ」