元UFCヘビー級チャンピオンのフランシス・ガヌーは、UFCとの交渉がまとまらずフリーエージェントとなり、ベルトも返上することになりました。
元UFCミドル級チャンピオンのイスラエル・アデサンヤはUFC284のバックステージインタビューで、ガヌーのUFCへの要求は正しいものだったとし、ガヌーの決断を支持すると語りました。
「フランシスの判断は正しかった。彼はドアを蹴飛ばしたんだ。我々はみんな彼を支持してきた。何年前から言っている? テープを見返せば、同じようなことを言っているよ。繰り返し訴えるつもりはないが、彼の言うとおりだ。小さなことなんだけどね。義務化されるべきものを要求しているんだ。とんでもないことを要求したわけではない。オープニングマッチに出場する選手の3人目、4人目のコーナーにお金を支払うとか、ホテル代を支払うとか、そんな小さなことだ。彼らに1万ドルも払う必要はないのだし、上手くやれることがあっただろう」
「彼は歌姫ではない。合理的な要求をしていたのだから、それは通るべきだって思っていたよ。(UFCのダナ・ホワイトは)我々には関係ないことだと言っていた。でもビジネスのやり方は変わらなければならないし、変わっていくだろう。彼はただそのドアを蹴飛ばしただけなんだ」
ガヌーはボクシングに興味を示しており、様々なMMAプロモーションからのオファーもあります。
しかしアデサンヤはいずれガヌーがUFCに復帰することになるだろうと語りました。
「彼は戻ってくると思う。彼はUFCだけでなく、歴史上最も偉大なヘビー級選手だ。ベルトを失うことなく、自分の意思で出て行った。だから彼はボクシングでもどこでもやるべきことをやるつもりだろうけど、会社にとっては大きな打撃だ。でも彼は必ず戻ってくるよ。それが俺の言えることだね」