3月4日にラスベガスのTモバイルアリーナで開催されるUFC285では、ジョン・ジョーンズ対シリル・ガーヌによるヘビー級チャンピオン決定戦が行われます。
ジョーンズはオクタゴンを去ってから約3年が経つものの、当時はパウンド・フォー・パウンドで1位にいました。
ジョーンズは『Unlocking the Cage』のインタビューで、ヘビー級チャンピオンになって2階級制覇をすることで、史上最高の選手になれると語りました。
「もちろんできるだけ高いレベルでパフォーマンスを発揮したい。調子が良さそうに見せたいし、勝つだけでなく圧倒的な優位を示したいね。でもパウンド・フォー・パウンドのキングというプレッシャーについては、あまり考えていないよ。誰にでも世界一に見える時期がある。俺はもっと大きなもの、つまり史上最高のために戦っているのであって、ガーヌに勝てばそれが確固たるものになると信じているんだ」
ジョーンズはライトヘビー級チャンピオン時代に、ドミニク・レイエスやチアゴ・サントスなどに判定で勝利してタイトル防衛に成功しました。
しかし対戦相手によってはモチベーションが下がっていたことを認め、ヘビー級では失っていた恐怖心が増すことを期待していると語りました。
「必ずしもトレーニング中にそうだったかはわからない。映像の研究をあまりしなくなったね。恐怖心がなくなったんだ。彼らを全く恐れていなかったし、自分の報酬にも満足していなかった。ドミニク・レイエスなどは、大学時代から俺と戦うことを夢見ていたような選手で、一般には比較的知られていない選手だったんだ。だからもっとやりたかった。またナーバスになりたかった。もう一度恐怖心を持ちたかったんだ。恐怖心は健全なものだと思うからこそ、今この状況にいる。ヘビー級はかつてないほど恐怖心がわき、その状況の真っ只中にいれることが嬉しいよ」