インタビュー・コメント

カムザット・チマエフ「コビントンはウソをついている」

UFC286の前にコルビー・コビントンが記者会見で、カムザット・チマエフとの対戦の可能性について言及しました。

チマエフは昨年ネイト・ディアスとウェルター級で対戦予定だったものの、公式計量で大幅に体重超過となり、結局ケビン・ホランドと対戦することになりました。

コビントンはこれに対して「彼はふざけたヤツだ。アイツはプロ意識に欠けるし、二度とヤツの名前を聞きたくはないね」と批判しました。

体重超過によって今後ミドル級に転向することが予想されますが、これまでコビントン戦については何度もオファーされていて、対戦を実現するための努力が足りなかったわけではないと言います。

チマエフはYouTubeチャンネルで次のように語りました。

「コルビーは嘘をついている。彼は戦いたくないんだ。全身全霊で誓うよ。神に誓うが、俺は4度の対戦を受け入れた。全てのイスラム教徒なら、俺がコーランに誓うことを理解しているはずだ。俺のところに4回戦いたいかと連絡があった。イエスと答えたよ。ショーン・シェルビーとも彼と一緒に戦おうという話をしたんだが、実現しなかったね。もうこれ以上言うことはないよ」

「記者会見でウソをついて見栄を張る。俺はみんなにウソをつけないよ。好まれようとそうでなかろうと、それが俺だ。アイツはふざけ過ぎているんだ」

両者がラスベガスにあるUFCパフォーマンス・インスティテュートで練習していたときにすれ違ったことがあったようです。

コビントンはチマエフに気づいたものの、そのまま去ってしまったと語りました。

「俺がUFCパフォーマンス・インスティテュートで彼を見たとき、彼も俺を見たが背を向けてしまった。彼はどこかに逃げてしまって、もう姿を見ることはなかったね。もし彼が戦いたいなら、俺みたいに出てくればいいんだ。みんなが口を揃えて、彼は戦いたがっていないと言っている。俺は誰とでも戦うよ」

もしコビントンが対戦を望むのであれば、チマエフはどの階級でも戦うつもりだと主張しました。

「もし彼が戦いたいなら戦えばいい。俺にとって階級は関係ない。もしUFCからブロック・レスナーとの対戦を求められれば、俺は彼と戦うだろう。誰とでも戦うし、階級は関係ない。UFCが求めるならどの階級でも戦う。俺は試合を選ぶことはない。このチキンたちはやたらとウソをつくね。だからネット上で『カムザットと戦いたい』と話すヤツは多いが、それならなぜ俺は半年も試合がないままここに突っ立っているのだろうか」