インタビュー・コメント

ギルバート・バーンズがムハマッドと5ラウンド戦う理由を語る

5月6日にニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターで開催されるUFC288では、セミメインで予定されていたオリベイラがケガのため、オリベイラ対ベニール・ダリウシュがUFC289へ延期となりました。

代わりにUFC288のセミメインでは、ギルバート・バーンズ対ベラル・ムハマッドの5ラウンドマッチが発表されました。

通常UFCではメインイベントやタイトルマッチ以外は3ラウンドで行われるものの、ノンタイトル戦のセミメインでありながら5ラウンドマッチとして行われることになります。

バーンズは『Submission Radio』に出演し、ムハマッド戦が5ラウンドになった理由を語りました。

「今ならフィニッシュを狙えるからだ。No.1コンテンダーとしての地位を築きたいなら、この男を倒さなければならない。チマエフ戦でも、ホルヘ(マスヴィダル)戦でも、ニール・マグニー戦でも俺は5ラウンドを要求してきた。だが彼らはやらせてくれなかった。でも今回は彼も要求してきたんだ。だから要求してきたとき、俺も5ラウンドでやるって言ったんだ」

「ベラル・ムハマッドを倒す。何ラウンドかかろうが関係ないし、俺はこの男を倒すんだ。俺と25分も戦うなんてあり得ない。だから5ラウンドを戦う最大の理由は、この男を倒してフィニッシュすることなんだ」

ムハマッドはラマダーン(断食月/3月22日〜4月20日)明けになることから、当初ウェルター級から体重を上げるように要求してきたようです。

しかしバーンズはその要求を認めなかったと語りました。

「彼は175ポンドではなく185ポンドを要求してきた。そしてさっきも言ったように、俺はたくさんの習慣を変えた。以前はトレーニングキャンプ後に200〜205ポンドになっていた。今は187〜188ポンドを維持しているよ。そしてこの男は今ミドル級でやりたいと言っている?わかるよ。彼はイスラム教徒だからラマダーンをするんだろうけど、俺には関係ない。俺はイスラム教じゃないからね。好きなようにやればいい。俺はそれを尊重する。別に悪口を言っているわけじゃない。やるべきことをやればいい。だが許しを求めるのはやめて欲しいね。俺には関係ないことだ」

「彼が最初に5月6日に戦おうと言ってきたんだ。だから戦おうと。でもミドル級で戦いたいだなんて、俺が同意するわけがない。彼の友達じゃないんだからね。俺たちは戦いに行くんだ。なぜ俺が助けてあげないといけないのか?俺にはどうでもいいことだ。体重が作れないのであれば、準備ができたと言わないことだね」

なおUFC288のメインイベントでは、アルジャメイン・スターリング対ヘンリー・セフードによるバンタム級チャンピオンシップが行われます。