インタビュー・コメント

カマル・ウスマンがカムザット・チマエフ戦に興味を示す

昨年8月にレオン・エドワーズに敗れてウェルター級タイトルを失ったカマル・ウスマンは、3月の再戦でも判定で敗れて、タイトル奪還はなりませんでした。

ウスマンは将来的に再びエドワーズと対戦したいと考えているものの、その前に他の選手と戦う可能性があります。

ウスマンは『ESPN』のインタビューで、次の相手の候補としてカムザット・チマエフの名前を挙げました。

「俺とカムザットの試合か?今は楽しくて仕方がない状況だけど、最もビッグで楽しくて激しくて何かを感じさせてくれる試合は何だろうか?それがまさにその試合だよ。ペイパービューのメインイベントを務めることができるだろうね」

チマエフは昨年9月にネイト・ディアスとのウェルター級マッチが組まれたものの、計量で失敗しました。

最終的にケビン・ホランドとキャッチウェイトで対戦し、第1ラウンドサブミッションで勝利しています。

今後チマエフはウェルター級からミドル級へ転向することが予想されており、もしミドル級でもチマエフと対戦するかと聞かれたウスマンは、可能性があると語りました。

「結局のところ、彼も俺もファイターだ。俺は階級ではなく心で戦う。ジムではミドル級やライトヘビー級にも対処できるようになった。そしてもし彼がウェルター級タイトルに挑戦したいのであれば、自分にその力があることを示さなければならない。でも階級が上がるなら可能性はあるよ」

ウスマンはチマエフ以外にも、スティーブン・トンプソンやコナー・マクレガーも対戦相手の候補として挙げました。

「面白い試合はたくさんあるわけではない。正直言うとね。(チマエフは)No.1で、最大の相手だ。(トンプソンは)俺の世代で戦っていない最後の男だね。我々はお互いに対戦しそうな状況だったが、ずっとすれ違っていた。魅力的な試合だ。クレイジーなスタイルで対応する。そしてクレイジーなのは、コナー(マクレガー)がずっと3つ目のタイトルが欲しいと言っていたことだ。俺がチャンピオンだったとき、いきなりやって来て、みんなをすっ飛ばしてベルトに挑戦なんてできない。正当性を示す必要がある。階級No.1の選手と戦うこと以上に、正当性を示す方法などあるのだろうか?」

ウスマンは次の相手が誰になろうと、最終的にウェルター級タイトルを奪還することが目標だと語りました。

「あの試合はまだ最終的な決着がついていないように感じた。ベルトを手に入れたのは彼の功績だけど、最終的には俺との決着が必要だ。最初から最後まで俺より優れていることを示す必要があるんだ」