インタビュー・コメント

マイケル・チャンドラー「2ラウンドでマクレガーをKOしたい」

ジ・アルティメット・ファイターのシーズン31が、アメリカ時間5月30日にエピソード1が放送されます。

今回はコナー・マクレガーとマイケル・チャンドラーがコーチを務めており、今後2人はオクタゴンで対戦することが予想されています。

番組前のYouTubeでチャンドラーは、撮影中にマクレガーとの間にどのような関係が生まれたかについて説明しました。

「ネット上でも話題になっているし、間違いなく世界中で多くの人が押し合いへし合いを見ただろう。コナー・マクレガーと俺は非常に良い関係だと思っているよ。顔を引き剥がしたい相手には、出来るだけ良い関係でいないとね。彼とはタフなライバル関係だ。彼は自信に満ち溢れていて、誰よりも自分を信じている男だよ。それが彼の振る舞い方であり、彼のブランドであり、ノートリアス・コナー・マクレガーであることが彼の完全なペルソナなんだ」

「だから最終的にお互いに戦うことになるんだから、彼は俺を脅威として見ているだろうね。彼は負けたくないだろうし、チームマクレガーに勝って欲しいと思っているだろう。彼には絆を深めてきた選手たちがいる。俺が彼の選手を倒すことで、彼の中に何か湧き上がるものがあるのかもしれないね。どんな怒りが湧き上がってくるのだろうか?もしかしたら彼の選手が俺の選手に勝つかもしれない。コナーは得意としていることだろうけど、コナーの中にあるプライドや自信に対して傷口に塩を塗るような感覚はどんなものなんだろうか?」

チャンドラーはマクレガーのパフォーマンスを称賛しつつも、対戦すれば2ラウンドで勝利できると主張しました。

「コナーは話して人々に信じ込ませるのが好きだ。立ち姿や歩き方といった身体的な面だけでなく、言葉でも優位性を確立するのが好きなんだ。言うなれば、言葉の柔術とでも言おうか。だからコナーとは良くも悪くも尊敬の念を抱く瞬間があった。俺は彼を選手として尊敬しているし、彼も俺を選手として尊敬していると思う。彼は俺のことを称賛してくれたが、俺も彼のことを称賛しているよ」

「我々は非常に大胆な予想を言ってきた。彼は俺を倒すことができると考えているようだが、自身のことをちょっと危険な存在と思っているね。俺は彼にこの手で打ち勝ってやると言ったんだ。ミスティック・マイク(マクレガーのミスティック・マックにちなんで)の予想だと、2ラウンドで彼をノックアウトすると思う。彼の顔を見たら、いつものように早めにアクセルを踏み込むよ。1ラウンドで彼を消耗させて、2ラウンド目で彼をノックアウトしたいと思っているよ」

チャンドラーはもしマクレガーとの対戦が決定しても、お互いに敬意を示したものになると語りました。

「結局のところ、コナーとの間には多くの尊敬の念があるが、だからといってあらゆる場面でお互いを好きになる必要はないということだ。今日一日すごくいいことがあっても、次の日には『今日は試合の日だ。俺の選手と一緒に取り組んでいるんだから、俺に話しかけるな』って感じでね。だから自分が思っていたのとは違う行動を取らざるを得ないような、さまざまなシナリオがあるシーズンだったんだ。自分がどう反応するかわからず、予告で観たのは我々がある方法で反応したものだが、それは全て過ぎたことであり、楽しい時間を過ごすことができたよ」