インタビュー・コメント

ダナ・ホワイト「マクレガー対チャンドラーの実現は心配ない」

ジ・アルティメット・ファイターの新シーズンでコナー・マクレガーとマイケル・チャンドラーがコーチを務めており、今後2人が対戦することが予想されています。

しかしマクレガーはまだUSADAの検査を受けておらず、対戦が実現するまでまだ時間がかかることになります。

UFCのダナ・ホワイトはファイトナイト終了後の記者会見で、マクレガー対チャンドラーが実現するかどうか心配しているかと尋ねられ、次のように語りました。

「心配することはない。我々には戦う準備ができている選手やコナー・マクレガーになりたい選手がたくさんいる。そしてそのレベルにいる。この20年間みんなが、チャック・リデルが引退したらどうするんだ?GSPやアンデウソン・シウバがいないともうダメだと言っている。これはプロスポーツなんだ。ここにやってきた人たちは偉大な戦績を残して引退していく。そういうことを心配しても仕方がない。そういうものなんだ。そして新しい才能を見つけてそれを育てるのが私やチームの仕事だよ」

マクレガー対チャンドラーがなくなる可能性があるかとの質問に、そんなことは考えられないとしながらも、現実問題としてマクレガーをブッキングするのは大変なことだと語りました。

「まずコナーから数日前に連絡があり、ジ・アルティメット・ファイターの1回目を気に入ってくれて、その一員になれたことをとても嬉しく思っていると言ってくれたんだ。そしてここに来て環境も含めて改めてそれを感じ、また戦いたいという気持ちになったんだと思う。君たちが理解しなければならないのは、彼はとても多くのお金を持っているということだ。今のハビブ(ヌルマゴメドフ)みたいなものだよ。大金を持っている人を巻き込んで戦わせるのは大変なことなんだ」

またホワイトは、ボクシングのタイソン・フューリーがもしジョン・ジョーンズと戦いたいなら、オクタゴンで実現する用意があると語っています。

「世界で最もヤバい男は誰かという議論がある。ジョン・ジョーンズがそうであるのは間違いない。だからもし2人が戦ったらどちらが勝つだろうか?世界で最もヤバい男についての議論はボクシングでのタイソン・フューリーであり、もしジョン・ジョーンズがタイソン・フューリーとボクシングで対戦すれば、タイソン・フューリーが勝つことは誰もがわかっている。ボクシングをやっている人たちは、みんなリング上でこの話を続けたいと思っている。私が尊敬するタイソン・フューリーに言いたいのは、世界で最もヤバい男が誰なのかを本当に知りたいなら、私がその試合を実現させるということだ。オクタゴンでジョン・ジョーンズ対タイソン・フューリーを実現させるし、報酬も考えよう。実際フロイド(メイウェザー対コナー・マクレガー)のときもどうするか考えた。タイソンも支払い方法を考えよう」

「UFCで試合をしたいのであれば、オファーがある。疑問に答えよう。でも、(UFCにいる)連中はボクシングじゃないんだ。もし戦いたいなら、世界で最もヤバい男の称号が欲しいならやろうじゃないか。私は加わるよ。永遠に語り続けることもできるだろうが、それを知る方法はただ一つ。私が喜んで実現させる。タイソンが自ら私に連絡すればいい。彼は私の電話番号を知っていて、我々は良い関係を築いているし、タイソンの周りにいる人たちも私に連絡をくれれば、我々がそれを実現するよ」