インタビュー・コメント

アマンダ・ヌネスが引退についてコメント

UFC289のメインイベントでは、アマンダ・ヌネスがアイリーン・アルダナを判定で下し、女子バンタム級タイトルの防衛に成功しました。

試合後には保持しているバンタム級、フェザー級の2本のベルトとオープンフィンガーグローブをマットに置いて引退を表明しました。

試合後の記者会見でヌネスは今後復帰する可能性はあるかと聞かれ、何があっても自分は常に各階級の真のUFCチャンピオンであると語りました。

「いいや、ベルトは家で保管するつもりだよ。それは偽物のベルトになる。永遠に偽物のままだ。今、誰がベルトを獲得しても、ただ持っているふりをするだけになるだろうね。だから私はもういない。全てを成し遂げたし、他に何かをする必要もない。UFCには本当にお世話になったし、これからもずっとお世話になるだろう。だから私はそばにいるつもりだ。もし何もしなくてもそばで行き来するだろう。なぜなら私はこのスポーツがとても好きで、ベストな存在になるためにあらゆることをやったからだ。そして今夜はそれを証明した。私は2本のベルトを持って引退したんだからね」

これまで多くの選手に勝利してきたヌネスは、自分がいなくなった後にどうなっていくのか外から見ていくつもりだと語っています。

「正直、見ているだけでもその場に居合わせたい。私としては、今は特に気にしていない。全員倒したから、そこには何も残されていない。もし今誰かがこのベルトを手にするとしても、それはただ持っているだけになる。なぜなら私はこの階級ですべてを成し遂げたからね。この階級にはもういない。全員だ。そこにいる全ての最高の選手を倒したから、今はどうなるか外で見ていたんだ。絶対見にいくよ」

ヌネスが引退を発表後、ジュリアナ・ペーニャはヌネスが自分に恐れて引退したと主張しました。

ヌネスはペーニャのコメントについて質問されました。

「彼女には何て言ったらいいんだろう。彼女はここにいるはずだった。今夜も彼女を倒すはずだったんだ。トレーニングでケガをして肋骨を折って、私はどうすればいい?もし今夜の相手がジュリアナ・ペーニャだったら、私は引退していない。なぜなら今まで戦ったことのない相手と戦って引退したいからだ。ジュリアナを倒して、その後にアルダナとかと戦って引退していたかもしれないね」

ヌネスはペーニャが再びタイトルを獲得することができるかと聞かれ、率直にそれを否定しました。

「いいえ、そうは思わないね。アルダナは彼女を倒せると思う。(ペーニャが)私と対戦したときの試合はラッキーだったと思っている。彼女は私が準備不足だったことをわかっているけど、2戦目でそれを証明したし、彼女がチャンピオンになるとは思っていないよ。彼女はまだチャンピオンになる準備ができていないんだ」