インタビュー・コメント

イスラム・マカチェフ「ジョーンズがPFP1位は納得いかない」

今年2月にオーストラリアで開催されたUFC284では、ライト級チャンピオンのイスラム・マカチェフとフェザー級チャンピオンのアレクサンダー・ヴォルカノフスキーが対戦しました。

この試合はUFCパウンド・フォー・パウンド1位と2位の対戦であり、マカチェフが勝利してタイトル防衛に成功しました。

しかしパウンド・フォー・パウンドランキングは、負けたヴォルカノフスキーが1位の座を揺るがず、直接対決に勝利したマカチェフは2位のままとなりました。

それどころか1ヵ月後のUFC285ではヘビー級チャンピオン決定戦が行われ、ジョン・ジョーンズが暫定チャンピオンのシリル・ガーヌに勝利してヘビー級タイトルを獲得し、そのままパウンド・フォー・パウンド1位となりました。

現在マカチェフはパウンド・フォー・パウンドランキングで3位となっています。

マカチェフはダニエル・コーミエのYouTubeチャンネルに出演し、ジョーンズが1位になったことに不満を示しました。

「こんなの噓っぱちだよ。どうやってジョン・ジョーンズが1位になれるんだ?彼はチャンピオンでもない男(シリル・ガーヌ)を倒したんだ。この男はベルトを持っていないのに、倒しただけでパウンド・フォー・パウンドで1位なったんだ。こんなの噓っぱちだよ。彼がどうやって倒したかは関係ない。UFCは彼をパウンド・フォー・パウンドで1位にしたんだ。でもMMAを知っている他の人たちは、誰が世界最高の選手なのかわかっているんだ。俺をライト級チャンピオンと呼ぶんじゃない。パウンド・フォー・パウンドのベストファイターと呼んでくれ」

「これが俺の夢であり、必ずや2階級チャンピオンになれると信じている。俺はレオン・エドワーズに勝つことができる。彼は良い(テイクダウン)ディフェンスを見せていた。でも俺とは違うんだ。彼とは殴り合いもできるし、レスリングもできる。どこでもこいつを倒せるよ。1回だけチャンスをくれ、それだけだ。2本目のベルトを獲ったら、パウンド・フォー・パウンドで1位にされるかもしれないね」