UFC289ではチャールズ・オリベイラがベニール・ダリウシュに1ラウンドTKOで勝利しました。
ダリウシュはもしオリベイラに勝てば、タイトル挑戦が約束されただけに、大きな1敗となりました。
ライト級チャンピオンのイスラム・マカチェフはEagle FCのイベントで、ダリウシュと戦いたかったとコメントしています。
「試合は良かったね。オリベイラが勝ったけど、俺はダリウシュを応援していたよ。自分にとって新しいチャレンジになると思ったからだ。ダリウシュは8連勝していた。わからないよ。次の試合がチャールズとの再戦になるかはまだ言えない。待つしかない。今度はジャスティン(ゲイジー)とダスティン(ポイエー)が戦って、それからUFCが決めることになるからね。もちろん自分の戦績にとっては新しい選手とやりたい。その方が自分にとって良いだろう。でももし今オリベイラと戦わなかったら、みんなは俺が彼を避けていると言うだろう。俺は対戦相手を選んだりしない。UFCが決めた相手なら誰とでも戦うよ」
昨年10月のUFC280ではマカチェフがオリベイラを2ラウンドサブミッションで勝利して、空位だったライト級タイトルを獲得しています。
マカチェフはオリベイラとの再戦が行われたとしても、勝つ自信を示しています。
「彼は何もできないと思っている。俺は他の選手のように、彼のグラップリングを恐れていない。いつでも彼をテイクダウンすることができるよ」
マカチェフはUFC284で、フェザー級チャンピオンのヴォルカノフスキーに判定で勝利しています。
ヴォルカノフスキーは7月のUFC290でフェザー級タイトル統一戦が予定されているものの、マカチェフはもし再戦のオファーがあるなら、引き受ける考えを語っています。
「ヴォルカノフスキーも全く同じだ。もしヴォルカノフスキーとの再戦をオファーされたら、喜んで引き受けるよ。何度も言っていることだが、俺の方がずっと準備が整っているはずだ」
10月21日にアブダビで開催されるUFC294は、メインイベントとしてマカチェフのライト級チャンピオンシップが務める予定です。
対戦相手の候補としては最有力のオリベイラ以外にも、UFC291で行われるダスティン・ポイエー対ジャスティン・ゲイジーの勝者もいます。
マカチェフはこの試合の勝者として、ポイエーを予想しています。
「どうだろう、ポイエーかな。彼はUFCで大物だ。断言はできないけどね。ダリウシュが負けて、すべてがひっくり返った。今はまだ何も言えない。もし彼がオリベイラを倒していたら、いい試合になっただろうね」