インタビュー・コメント

メラブ・ドバリシビリ「スターリング戦のストップが早すぎた」

UFC292のメインイベントでは、アルジャメイン・スターリングがショーン・オマリーに2ラウンドTKOで敗れてバンタム級タイトルを失うことになりました。

スターリングのチームメイトであるメラブ・ドバリシビリは、この試合を裁いたレフェリーのマーク・ゴダードに不満を持っています。

メラブは『MMA Junkie』のインタビューで、スターリングが敗れたのは、ゴダードが試合を止めるのが早すぎたからだと語っています。

「アルジョ(スターリング)はやるべきことをやっていた。彼は賢く戦っていたよ。もちろん計画ではショーンをテイクダウンするつもりだったが、ショーンはフットワークも何もかも良かった。第2ラウンドに入り、アルジョにブーイングを浴びせて影響を与える人たちが出てきて、アルジョは距離を詰めて打ち合う決断を下したんだ。そのときショーンは彼をとらえたが、アルジョはまだ戦っていた。彼は足を掴もうとして横を向き、そこでマーク・ゴダードが彼を止めた。ファイターとしての僕の意見だけど、早めのストップだったね」

メラブは2018年にリッキー・シモンと対戦したときに、マーク・ゴダードのレフェリーを経験しました。

この試合は3ラウンド15分間戦い抜いたにもかかわらず、試合後にシモンがメラブを絞め落としたと判断され、判定には持ち込まれませんでした。

メラブはこの試合でのゴダードの判断は誤ったものであったと主張しています。

「マーク・ゴダードがサイドレフェリーで、ケージの中にいたメインレフェリーが僕に試合をさせてくれた。彼は僕の目を見てまだ戦っていることをわかっていたから、試合を止めなかった。もちろん僕は厳しい状況だったけど、彼が僕の手をチェックするたびに親指を立てた。問題なかったよ。リッキー・シモンにとらえられたから、もちろんチョークはきつかった。そこから逃げるのは大変だったけど、1分しかないとわかっていた。あの試合ではタップするつもりはなかったし、自分が勝っていたから戦うつもりだった。メインレフェリーは僕に時間を与えて戦わせてくれた。彼は試合を止めなかった。もし僕も止められていたら、落ちていないのになぜ止めたんだと抗議していただろうからね。ゴングが鳴って試合が終わったとき、僕は目を覚まして大丈夫だと言った。だから判定になるはずだった。だがマーク・ゴダードは僕がチョークで落ちていたと言ったけど、それならなぜ試合を止めてくれなかったんだ?戦わせてくれたんだから判定にしないとね。この試合はゴングが鳴ってTKOかサブミッションで終わった。僕は前を向いたけど、今ではマーク・ゴダード恐怖症だ。あの男を見るたびにパニックになるんだ」