インタビュー・コメント

マックス・ホロウェイがハワイ山火事について言及する

今週末に開催されるUFCシンガポールのメインイベントでは、マックス・ホロウェイとコリアン・ゾンビことジョン・チャンソンが対戦します。

ホロウェイはハワイ出身ですが、ハワイは今月山火事によりラハイナ地区が壊滅的な被害を受け、少なくとも115人が死亡、1000人以上が行方不明というアメリカ史上最悪の自然災害に見舞われました。

ホロウェイは今週のメディアデーで、ハワイの災害について聞かれました。

「全てどうなったか見ただろうが、ラハイナの人たちが国や政府にいかに失望させられたか。でもハワイのコミュニティは立ち上がってくれた。ハワイの人たちが立ち上がり、その後に世界が立ち上がってくれた。人々が助けてくれているのを見ているだろうが、UFCは『UFC loves Hawaii』とか、いろいろと応援してくれているよ。ただ大変なことなんだ。何人かの人が亡くなってしまったという話をしたところだ。厳しいことだよ」

ホロウェイは被災している人たちの代表として戦うつもりだと語りました。

「彼らこそ今の真のヒーローだ。そして私の入場曲は彼らに捧げるものになるし、炎の中を突き進んでいる人たちを結束させるために赤を使うべきだと言われたんだ。実はUFCのキャリアで初めて赤を使うことになる。これまでは黒を使ってきたが、赤のショーツを認めてもらうことができた。いろんなことがある。いつもハワイを背負って行くけど、今は少し重く感じるよ」

ホロウェイもコリアン・ゾンビもフェザー級チャンピオンのヴォルカノフスキーに敗れているものの、これで終わりではないとし、最高の試合をすると語っています。

「実力は前回の試合と変わらないよ。バスケットボールや野球のように、試合があって3日後にまた試合があるようなことはない。このスポーツでは1度試合をすれば、3カ月、運が良ければ4カ月は戦えない。もっと早くなることもあるが、それは本当に運がいい場合だ。結局のところ、もし私がヴォルカノフスキー戦の後だったら、そして彼がヴォルク戦の後だったら、話は大きく違っていただろう。両者にとって引退試合なのかという話になると思う。どうなるか見てみよう。私はアーノルド・アレン戦を経験することができた。アーノルド・アレン戦ではコリアン・ゾンビの立場だった。誰もが私を除外していたんだ。結局のところ、それが現実だ。でも何も気にしていないよ。コリアン・ゾンビが出場するのは1年4ヵ月ぶりだと思うから、最高のコリアン・ゾンビを期待しているよ。彼は1年4ヵ月で、治療を受け、健康を取り戻し、アスリートとして、人間として良くなっているんだ。彼は身の回りのことを整理しなければならなかったし、これからだ。土曜日に危険なコリアン・ゾンビが現れると思うよ」