インタビュー・コメント

ダナ・ホワイトが友情を優先させたメラブに疑問を持つ

バンタム級上位コンテンダーのメラブ・ドバリシビリは、新チャンピオンとなったショーン・オマリーへの挑戦者の一人として名前が上がっています。

メラブはランキング1位になったにもかかわらず、同じチームのタイトルを保持していたアルジャメイン・スターリングとの対戦を拒否していました。

そのためスターリングがチャンピオンでなくなったことで、今後メラブもタイトル戦線に加わることになります。

しかしこの考えをUFCのダナ・ホワイトは快く思っておらず不満に思っています。

ホワイトはコンテンダーシリーズ終了後の記者会見で、次のように語りました。

「この部屋にいるみんな、そしてこの映像を見ているみんなは、私がこのクソについてどう思っているか知っているだろう。確かに私はそれが嫌いだし、もし彼の考え方がそうなんだとしたら、なぜこのスポーツを始めたんだ?タイトルもいらないし、チャンピオンシップもやりたくないし、俺たちは友達だし、これやあれやと。この業界では、誰とでも友達になれるわけではない。この業界にはいい人がたくさんいる。これは友情の問題ではない。世界で誰がベストなのかを見つけることなんだ。誰が世界一なのか知りたくないなら、ここは彼のいる場所じゃない。他の場所に行くべきだ。何をしても構わないようなところで戦える場所はいくらでもある。ここでは通用しないよ」

またUFCはオマリーのフィニッシュの瞬間をYouTubeチャンネルで公開しました。

UFCがペイパービューのメインイベントのフィニッシュ映像を公開するのは珍しいケースです。

ホワイトは、この映像をアップロードしたのはUFCではなく、アメリカでペイパービューの権利を持っているESPNの判断だと語っています。

「彼らはあの夜に行われた試合を宣伝したかったんだ。あの夜、彼らは間違いなくオマリーにスターの可能性を見出したと思うし、みんなに公開したことはオマリーへの投資のようなものだったと思う。それが真実かどうかはわからないし、それは彼らに聞いてみないとわからないけど、だから彼らはそうしたんだと思うよ」