フェザー級チャンピオンのアレクサンダー・ヴォルカノフスキーは、今年2月にライト級チャンピオンのイスラム・マカチェフと対戦し、その後7月のUFC290でヤイール・ロドリゲスと対戦しました。
しかしヴォルカノフスキーはそこで手を負傷したことから、次の試合は2024年を目標にしているようです。
ヴォルカノフスキーはUFC293のメディアスクラムで、イリア・トプリア戦、さらにイスラム・マカチェフとの再戦など来年について語りました。
「イリア戦があるのは明らかだ。それは常にあることだろう。私が望む再戦は常にある。活動的でいたいんだ。イスラム(マカチェフ)とチャールズ(オリベイラ)がすぐに対戦するのは明らかだ。待っているのは嫌だから、来年早々にしようと思う。今年戦いたかったが、今年のスケジュールでは無理そうだ。(今年中に)戦わなければならないチャンピオンが何人かいると思うし、それはフェアなことだが、今年は1人戦えて満足だった。今年こそは3人と戦いたかったが、無理そうだ。でも来年早々には戦うつもりだし、できればその後すぐにもう1試合やりたいところだね」
「待ちぼうけはごめんだ。自分の良いところだと思うが、タイトル戦を待つよりもただ忙しくしていればいい。対戦相手を見下しているわけではないが、イリアとはフェザー級でやれる自信がある。彼はタフで打たれ強いが、自分が別次元にいることを示し続けて、その先にあの試合があるんだ。イスラムはとても活動的でいたいと聞いているから、スケジュールが今までと同じであれば、あまり気にしないよ」
節目となるUFC300は来年開催される予定です。
UFC300について聞かれたヴォルカノフスキーは、マカチェフと再戦するのに相応しいと語っています。
「そうだね、それはとても理にかなっていると思う。素晴らしい試合になるだろうし、特に私がUFC300に出場することになれば完璧だ。何ができるかは見てみないとわからないが、それは大きな試合の一つになると思う。本当にそう思っている。多くの人がもう一度見たいと思っている。とても拮抗した試合だったし、次は必ず勝つよ」
ヴォルカノフスキーは2024年の最初の相手として、イリア・トプリアは完璧な相手だと語っています。
「彼は無敗だ。スペインでは大きな支持を得ている。彼は無敗だし、絶好調で上位にいた選手に勝った。彼が次の選手なのは明らかで、それだけでワクワクするよ。それに彼は話すことを嫌がらず、人の顔色をうかがうこともなく、刺激を保ち続けてくれる。だから(モチベーションを上げるために)何かを探そうとする必要はないんだ。彼は悪口を言おうとしているし、その一番の良いところは、誰かにその代償を払わせることができるスポーツであるということだ。だから待ちきれないよ」