今週末に行われるUFCファイトナイトでは、アレクサ・グラッソとヴァレンティーナ・シェフチェンコによる女子フライ級チャンピオンシップが行われます。
今回はメキシコ独立記念日を祝うためにUFCが創設したイベント『Noche UFC』で、ラスベガスにあるTモバイルアリーナで開催されます。
それまでフライ級の絶対的な王者として君臨していたシェフチェンコでしたが、3月のUFC285でグラッソに4ラウンドサブミッションで敗れてベルトを失うことになりました。
シェフチェンコは今週行われたメディアデーで、もはや前回の試合を振り返る必要はないと語りました。
「試合を振り返ってみると、1ラウンドから3ラウンドまで、4ラウンドの最後の一瞬を除いて、すべて私が勝っていた。そしてもう一つ、今の私のマインドセットと集中力は、3月には戻らない。あそこでどうなったのか、振り返って考えることはしない。もう終わったことだからね。トレーニングキャンプでやったことだ。 この数ヵ月ずっとそうしてきたんだ。今の私は3月のあの頃の気持ちを払拭しようとやる気満々だ。土曜日にやらなければいけないことは決まっている。それが私のマインドセットだ。振り返ることはない。あの試合から得たものはすべて自分のものにした。今は強いエネルギー、ポジティブなエネルギー、情け容赦ない気持ちがある。最後までやりきるよ」
「今の私には、感傷的なことを言う選択肢はない。そんな時間はない。それが試合だ。この試合では一歩も引かずに、常に前へ前へと進んでいくしかないんだ」
シェフチェンコはUFCのベルトを持たずに試合に臨むのは2018年以来となります。
また今回はペイパービューではなくファイトナイトでの試合です。、
「試合は試合だから、違うとは言わないよ。ケージの中でも同じように対処しなければならない。 オクタゴンでは、自分の持っているものを最大限に発揮しなければならない。ファイトナイトについて言えば、私はファイト・ナイトでの試合でとても良い結果を残している。ファイトナイトのメインイベントでとても成功しているから、私にとっては良いことだよ」