インタビュー・コメント

トニー・ファーガソン「引退することは考えていない」

12月16日に開催されるUFC296では、トニー・ファーガソンとパディ・ピンブレットが対戦します。

7月のUFC291でボビー・グリーンに3ラウンドサブミッションで敗れたファーガソンは、現在6連敗中で厳しい状況になっています。

UFCのダナ・ホワイトからももしこの試合で負ければ、ファーガソンは引退する可能性があるとも言われました。

しかしファーガソンは『The MMA Hour』に出演し、引退は考えておらず、次の試合に勝つことだけを考えていることを明らかにしました。

「引退する準備ができていないんだ。(UFCから)解雇されることは考えていなかったし、引退することも考えていなかった。頭の中にあったのは、さっさとギアを上げて必要なトレーニングをすることだった。ふざけんなって感じだよ。俺は多くの人たちを助けようとしているんだ。自分があるべき姿に近づくのを助けることができる。それが自分のギアを上げてくれたんだ。あのケージの中でやっていることは簡単なことじゃない。多くの度胸が必要だ。でも度胸が必要な仕事は俺らだけじゃないし、自分がやれていることに恵まれている。さっきも言ったように、引退するべきなんて考えたことは一度もないよ」

「このような状況に追い込まれるのはもうウンザリだ。試合に負けるような状況になるのはもう疲れた。稽古場とりも試合で新しいことに挑戦しようとしている。そしてそれは試合からではなく稽古場から始まる。常に稽古場でやらなければならないし、もし稽古場で上手くいかなければ本番ではやらない。そして俺は自分の才能を当然のものだと思っていたようだ。才能が努力しないとき、努力は才能に勝るし、俺はいつもそうしてきた。相手より才能がなかったとしても、俺の努力は必ず報われる。ここ数試合は、勝利が自分の手をすり抜けてしまったよ」