インタビュー・コメント

メラブ・ドバリシビリがオマリーとのタイトル戦を主張する

UFC292でショーン・オマリーがアルジャメイン・スターリングに勝利してバンタム級王者となりました。

新王者となったオマリーですが、次に挑戦者として指名したのはスターリングとの再戦やランキング2位のメラブ・ドバリシビリではなく、かつて一度敗れているランキング6位のマルロン・ヴェラでした。

メラブは『The MMA Hour』に出演し、オマリーが初防衛戦の相手にランキング6位の選手を指名することは間違っていると主張しました。

「これは1番のデタラメだよ。チト・ヴェラは(過去2戦で)1勝1敗で、前回の試合では過去8戦して2勝の相手に勝っている。前回彼が倒した相手(ペドロ・ムニョス)のことは尊敬しているが、みんなわかっていることだ。(ヴェラは)誰に勝ったんだ?彼は今1勝1敗でランキング6位だ。僕はジョゼ・アルドに勝ったし、ジョゼ・アルドはチト・ヴェラに勝った。チト・ヴェラは相応しくないよ。(ライト級王者の)イスラム・マカチェフは以前負けたことがあって、今はチャンピオンになっている。もしイスラム・マカチェフが負けた相手に呼びかけていたら意味がないだろう?今は君がチャンピオンだ。世界の頂点に立ってチャンピオンになったのに、6位に呼びかけるのか?特に僕のような男がいるのに?僕は9連勝中だし、チャンピオンだった2人に勝っている。ラウンド10-8でオマリーに勝ったピョートル・ヤンに勝っている。もしオマリーが本当にコンテンダーを求めるなら、尊敬を求めるのであれば、僕と戦わなければならないんだ」

メラブはオマリーがヴェラを指名しているのは、自身との相性が悪いために戦いたがっていないとの見解を示しています。

「彼にとって僕は相性の悪い相手と映っているんだろうね。それが僕の推測だ。もし彼が賢くて本当のチャンピオンなら、僕と戦いたいはずだからね。だって僕は真のコンテンダーだからだ。1位だし、そこにはストーリーがある。僕は彼のジャケットを盗み、アルジョの友人で、自分のストーリーがある。グルジアという国の出身で11年前にここに来て、プロのファイターになった。今はUFCの3位で、名前はメラブだ。9連勝中だと言ったように、彼が本当のチャンピオンなら僕と戦いたいはずだ。それがチャンピオンの振る舞いだよ。トップ6から誰かを選ぶのではなく、次のコンテンダーと戦うんだ。彼を簡単に倒せると言うつもりはない。オマリーは僕にとってチャレンジだ。でも2018年から、最初の試合から彼に呼びかけている。いつも彼と戦いたいと思っていた。僕はいつも自分に挑戦したい。常に目の前にいるチャレンジとなる選手たちと戦いたい。もし今(スターリングとの)再戦がないのなら、アルジョが一番ふさわしいが、そうでなければ次の相手は僕だ。準備は出来ているし、戦うつもりだ。この試合をやらない理由がわからないね。今は僕の時代なんだ」

「(次にタイトル戦が行われなければ)心が痛むよ。僕は何者だ?自分にできることは何もない。対戦相手を選ばないからね。いつもUFCが用意してくれる試合を受け入れている。彼らが何も尋ねてこないとは思わないけど、僕は誰なんだ?でもこの試合はぜひやりたいし、心が痛むよ。でも大丈夫、人生は続くし、僕は健康だし順調だし問題ない。でも正しいのは、次はタイトルをかけて戦うべきだということだよ」