ジ・アルティメット・ファイター31でコーチを務めたコナー・マクレガーとマイケル・チャンドラーですが、まだ対戦が実現していません。
通常コーチ同士で試合が組まれるものの、番組が終わってもまだ発表されていないことから、実現するかどうか疑問視する声もあります。
チャンドラーは『The MMA Hour』に出演し、マクレガー戦について語りました。
「現時点では、消去法で11月も12月もメインイベントが決まっていて、我々がメインイベントにならないことはないだろうから、2024年になるね。1月、2月、3月、4月、5月、いつでも戦う準備は出来ているよ。いずれわかることだ。もちろんUFCの歴史的なカードが控えていることは大いに意味がある。それがいつになるかは聞かされていないが、いつになっても驚くことはない。もしそうなら準備する時間はどんどん増えていくよ。ある特定の対戦相手のために準備する時間がこれほどあったことはないんだ。チームと一緒にゲームプランを練って、1~2ラウンドでこの男をノックアウトするつもりだよ」
マクレガーはUSADAの検査を受けていないため、UFCが特別な免除をしない限り、試合に出場できるようになるのは早くても3月以降になります。
まだ試合が決まらないチャンドラーですが、それでもマクレガー戦が実現することを信じていると語りました。
「明らかに多くの憶測が飛び交っている。彼はひどいケガから復帰したばかりで、まだ戦う準備が出来ていないのか?コナーが復帰を急がないというのもよくわかる。彼はおそらく使い切れないほどのお金を持っているから、戦わなければならないという切羽詰まった状況では必ずしもないかもしれない。彼は100%正しいと感じる必要がある。彼はパーティのやり過ぎといったみんなから非難されるようなことをしているように見えるが、トレーニングもしているよ。現時点ではすべて憶測に過ぎないが、彼はひどいケガを負った直後だ。これは簡単なケガではないし、今頃復帰しているはずだと言う人は恥を知るんだ。あいつは足を真っ二つに折ったわけだ。さあどうだろうね。私はその試合を楽しみにしているし、試合は実現すると信じているよ。もし実現しなかったら間違いなくショックだが、無駄に待っているという感じはしないね。そのことはよく考えてきたし、みんなにも聞かれたよ」
「USADAの期限が6ヵ月になったことで、当然それから様々な日程やイベントを検討することになる。彼がどの時点でUSADAの検査に入る必要があるかは計算してみればわかる。私が言えることは、UFC300はおそらく誰もが見据えているものだろう。だからそこから6ヵ月というのはとても意味のあることだけど、まだ日程は決めていないんだ。私はただ電話を待つだけの歩兵で、電話がかかってきたら仕事に行くだけだよ」
まだ正式決定ではないものの、UFC300が来年4月に開催される見込みです。
チャンドラーは、マクレガー戦が来年UFC300になる可能性を語っています。
「心の中では、UFC100、UFC200以降でUFCが組もうとしている最大の対戦カードで、我々が非常に長い間見てきた中で最大の試合が行われるに違いないと思っている。直感では、UFC300まで待つことになるかもしれないね。たくさんやることがあって忙しくしているのはいいことだ。長い間コナー戦のために練習する機会があるんだからね」