10月21日にアブダビで開催されるUFC294では、メインイベントに出場予定だったチャールズ・オリベイラがトレーニング中のカットによって欠場することになりました。
ライト級タイトル戦には代わりにフェザー級チャンピオンのヴォルカノフスキーが出場することになります。
ライト級タイトルの防衛戦を行うイスラム・マカチェフは『TSN』のインタビューで、急きょ対戦相手が変わったことについて言及しました。
「マネージャーのアリ(アブデルアジズ)から対戦相手が辞退したってメッセージが来たから、誰とでもいいからアブダビで戦いたいってだけ返したんだ。もう体重も近いし、この3カ月はハードなトレーニングを積んできたから、誰かに勝ちたいからね。寝て起きたら彼が写真を送ってきたんだ。ヴォルカノフスキーとの第2ラウンドだ」
「試合の10日前に誰かを選ぶのは難しい。(ジャスティン)ゲイジーに連絡したら、ゲイジーが(10日前だから)体重を作れないと言っていたと聞いている。あまり意見はないよ。もちろんランキング外の選手とは戦いたくない。でも俺が世界一だから、誰か見つけてくれって言ったんだ。UFCから電話がかかってきて誰かを用意されれば、イエスもノーも他に誰かを選ぶとも言わない。ただ契約書にサインするだけだよ」
マカチェフは、マテウス・ガムロットがUFC294のメインイベントのバックアップを引き受けたことで、この試合に出場するかもしれないと考えていたと語っています。
「俺はガムロットになると思っていたが、ガムロットはこの試合に出られなかったと聞いている。ヴォルカノフスキーになると言われたとき、自分にとっては大きな驚きではなかったよ。この男は10日前のショート・ノーティスで受けることになるからやって来るだろう。彼は自分のベルトを危険に晒さず、ただ金を稼ぐだけだ。そういうことだよ」
前回の試合でヴォルカノフスキーに完全勝利とはいかなかったマカチェフにとっても、今回の再戦は良い機会だととらえています。
「正直、うれしいよ。前回の試合の後、多くの疑問を持つことになったからね。全ての答えがアブダビにあるのは間違いないよ」