インタビュー・コメント

ヴォルカノフスキー「マカチェフに負ければ失うものはある」

UFCフェザー級王者のアレクサンダー・ヴォルカノフスキーは、UFC294でライト級王者のイスラム・マカチェフに挑戦します。

チャールズ・オリベイラが欠場することになって急きょ決まった試合ですが、マカチェフはヴォルカノフスキーに対して負けても失うものはないと発言しました。

しかしヴォルカノフスキーは『The MMA Hour』に出演し、負けても失うものはないとする意見に反論しました。

「私とって失うものは何もないかのように、言っている人たちはまだたくさんいる。私がこの再戦を望んでいること、このベルトが欲しいこと、そしてこの試合に負けたらすぐに王座に挑戦できないことは誰もがわかっている。現実を見よう。私もすぐに再戦はできないよ」

試合まで準備期間が少ないヴォルカノフスキーですが、フルキャンプができないことは逆にメリットもあると語っています。

「トレーニングキャンプは疲れることもある。時には8~12週間もメンタル的にも肉体的にもひたすら自分を追い込み続けることもあるんだ。だからキャンプをしなくても当然自分の準備をしなければならないが、一晩で体力が落ちることはない。体力が落ちるには長い時間がかかるんだ。今はフレッシュな状態で試合に臨むことができる。この試合に臨むにあたって、ワクワクし、フレッシュな状態で、最悪の事態を想定する必要がないと私は言ってきた。5ラウンドできるのか?できると思うけど、最悪の事態に備える時間がないからといって、自ら死にに行くつもりはない。それでもこれから起こることに備える時間はあるんだ」

ヴォルカノフスキーはマカチェフをフィニッシュすることに自信を示しました。

「彼をフィニッシュできると信じている。おそらくこれまで見た中で最も危険なヴォルカノフスキーが見られると思う。なぜなら他に何かをする時間的な余裕がないからだ。ジャッジに委ねるなんてそんなものはいらない。彼をノックアウトするか?それは世界中が衝撃的な瞬間を目撃することになるだろうね」