インタビュー・コメント

ショーン・ストリックランド「チマエフは挑戦に値しない」

UFC294では、カムザット・チマエフがカマル・ウスマンに判定で勝利しました。

今回はパウロ・コスタの離脱によって、代わりに元ウェルター級チャンピオンのカマル・ウスマンとミドル級で対戦しました。

チマエフはミドル級タイトルも視野に入れていく可能性があります。

しかしミドル級チャンピオンのストリックランドは『Extar Rounds』で、ウスマンに判定で勝っただけではタイトル挑戦に値しないと語りました。

「私がチマエフについて唯一気に入っているのは、試合が売れることだ。なぜかみんな彼のことが好きだったり、嫌いだったりする。私にはわからないね。私にとって彼は報酬と同じだよ。彼はたくさんの試合を売る。人々は見るためにお金を払うが、彼はその資格を得ていない。彼は挑戦に相応しくないが、機会を与える。彼は多くの試合を売っている。この男と5ラウンド戦うよ。だが彼はそれに値しない。何もしていなかったウェルター級の相手と判定で勝ったからといって、それに値するわけじゃないんだ」

ストリックランドは以前チマエフとラスベガスで一緒に練習したことがあり、そのときのことを語っています。

「チマエフについて話をしよう。これは本当の話だ。トレーニングの話をするつもりで、ある日チェチェン人をからかったら、彼は私の言ったことを誤解したんだ。それはむしろ選手に対する賛辞のようなものだった。彼は私にクソみたいなメッセージを送ってきたから、彼には『チマエフ、君は誤解しているようだが、明日の3時に会おう、グローブがあろうがなかろうが出てこい』って言ったんだ。そしたらどうなったと思う?来なかったよ。返事もなかった。我々は話し合ったよ。彼は『いいや、大丈夫、話し合おう』って」

「チマエフについて言えば、彼はファイトができる。それはみんなわかっていることだ。彼はウスマンを判定で下した。ウスマンは年老いたし、引退したけど、まあいい。それでも彼は成し遂げた。でも私と彼は違う。チマエフがここにいてもおかしくないし、私はあいつと死ぬ気で戦う。チマエフとは違うんだ」