インタビュー・コメント

スティーぺ・ミオシッチ「ジョーンズ戦がなくなって最悪だった」

UFC295では当初スティーぺ・ミオシッチが、ヘビー級王者のジョン・ジョーンズに挑戦する予定でした。

しかしジョーンズが負傷により欠場したことで、この試合が中止となりました。

ミオシッチはOnly Fansに動画を投稿して、ジョーンズ戦がなくなったことについて語りました。

「今日起きたとき、どんな気分だったか?股間を蹴られたような気分だったよ。朝は携帯のバイブで目が覚めたんだ。暗くて、息子が私の上にいて、動いて携帯電話を取ろうとしていた。ようやく携帯を手にすると、マネージャーから試合中止のメールが届いていたんだ。その晩は眠れなかったよ。約2週間後にニューヨークにあるマディソン・スクエア・ガーデンで行われるUFC295で、ジョン・ジョーンズと戦う予定だった。かなり興奮していたよ。本当に楽しみだったんだ。彼は胸のどこかが断裂したんだと思う。残念だけど、そういうこともある。これもゲームの一部だ。彼が良くなることを願っているが、これからどうなるか。誰かと戦うのか?わからないね」

UFC295ではジョーンズが負傷した代わりとして、セルゲイ・パブロビッチとトム・アスピナルによる暫定王座戦が決定しました。

ミオシッチはUFC295にそのまま出場することができたものの、UFCがジョーンズとの対戦をいずれ実現させるために、あえて暫定王座戦には出場させませんでした。

ミオシッチはそれでよかったと語っています。

「なぜ私が選ばれなかったのか分からないが、それで問題ないね。彼らが進みたい方向があるのは理解しているよ。それでいいんだ。この階級の選手はみんなタフだ。当然最大の獲物であるジョン・ジョーンズと対戦したい。自分ではなく彼らが選んだんだ。全てのことには理由がある。試合が中止されたことは最悪だよ。それは間違いない。残念ながら、それが我々の置かれている状況なんだ。そういうこともある。さっきも言ったように、彼が無事であることを願っているよ。ベストを目指すなら、ベストを倒さなければならない。ベルトを取り戻したいんだ。私のベルトだ。そうなるだろうね」