インタビュー・コメント

ダナ・ホワイトがフューリーと戦ったガヌーを賞賛する

UFCのダナ・ホワイトは、トランプJr.のポッドキャスト『Triggered』に出演しました。

先日ボクシングヘビー級王者のタイソン・フューリーと元UFCヘビー級王者のフランシス・ガヌーがボクシングで対戦し、フューリーがスプリット判定で勝利したものの、ガヌーも善戦したと話題になりました。

ホワイトはフューリーを相手に良い試合をしたガヌーを賞賛しています。

「タイソン・フューリーと10ラウンドもやったなんてクレイジーだよ。彼はタイソン・フューリーと10ラウンドを戦い、コナー(マクレガー)はフロイドと9か10ラウンドを戦い、アンソニー・ペティスはロイ・ジョーンズJr.を倒した。ロイは60歳かそこらだってことは知っているが、一体どうなっているんだ。おかしいよ。試合は見ていないけど、彼が10ラウンドを戦い抜いたことはすごいことだね」

トランプJr.からUFC選手が今後大金を手にするためにボクシングに転向する可能性や、ガヌーが去ったことがUFCにとって痛手になるかどうかについて尋ねられたホワイトは、選択するのは選手の自由だと語りました。

「気にしていないよ。彼らの誰もがいつかは前に進むんだ。誰もが自分にとって正しいことをして、家族のためにお金を稼がなければならない。だからやるべきことは何でもやらなければならないんだ」

ホワイトは長い間、ズッファ・ボクシングの立ち上げを検討するほど、ボクシングモデルに批判的でした。

トランプJr.は、プロモーターがイベントから得る利益をかなり少なくする一方で、選手が大部分を占めるというボクシングの給与体系が、このスポーツの腐敗の原因になっている可能性を指摘しました。

UFCの場合、選手の収入は収益の15~20%である一方で、プロモーションはイベント制作にかかる費用を自社で多く負担していると言われています。

トランプJr.は、「UFCの選手たちがボクシングをやっているのを見ると、ボクシングではまだ違う種類の給与体系だね。そういう面では、金がありすぎて破綻していて、腐敗につながるというか。実質的なコントロールがないだろう?」と言及し、それにホワイトも答えました。

「腐敗ですらない。それでビジネスを構築することはできないからね。何かを得るために重要なのは、ビジネスを構築することだ。NFL、NBA、MLBについて言えば、彼らはフットボール、バスケットボール、野球をビジネスにした。我々は格闘技でやったことだが、ボクシングではそれができない。あまりにもおかしなことだよ」