11月11日にニューヨークにあるマディソン・スクエア・ガーデンで開催されるUFC295のメインイベントでは、イリー・プロハースカとアレックス・ペレイラが空位となっているライトヘビー級王座をかけて対戦します。
プロハースカは昨年6月にグローバー・テイシェイラに勝利してライトヘビー級王座を獲得したものの、11月に肩を負傷したことで王座返上を余儀なくされました。
その後ジャマール・ヒルがテイシェイラに勝利して新王者となったものの、こちらもケガにより王座を返上することになり、現在ライトヘビー級王座は空位となっています。
UFC295に出場するペレイラは『CBS Sports』のインタビューで、ペレイラの師匠でありコーチでもあるテイシェイラからタイトルを奪ったプロハースカと対戦することについて語りました。
「仕返しという複雑な感情を抱いてこの試合に臨むつもりはないね。そんな駆け引きはしたくない。とてもポジティブな気持ちで臨みたいね。これまでに戦ったこともないような気持ちで戦うつもりだ。でもグローバーのベルトを奪還して、ジムにもたらすことは私にとって大きな意味がある。グローバーはいつも手助けしてくれるんだ。彼はこの試合に向けていいフィードバックをくれたよ。正直なところ、イリーと戦ったことがあろうとなかろうと、グローバーはいつもいろいろな面で助けてくれる。キャンプに大きな違いをもたらしてくれるんだ」
ペレイラはプロハースカの攻撃的なスタイルが危険であると警戒しています。
「彼を危険な存在にしているのは、彼が持っているすべての経験だ。彼は経験豊富な選手だね。彼は危険だが、そのおかげで彼を見下さないように意識しているよ。実は今向かう準備をしているところなんだ。彼は経験豊富なベテラン選手だ。それも一躍を担っているんだ」