インタビュー・コメント

ショーン・オマリー「今がマルロン・ヴェラとの再戦の時期だ」

UFCのダナ・ホワイトは、3月に予定されているUFC299で、ショーン・オマリー対マルロン・ヴェラによるバンタム級王座戦を発表しました。

オマリーは8月のUFC292でアルジャメイン・スターリングに2ラウンドTKOで勝利し、バンタム級王座を獲得しました。

その後オマリーはキャリアで唯一の敗戦となっているマルロン・ヴェラとの再戦を熱望していました。

オマリーは『The MMA Hour』に出演し、ヴェラとの再戦が決定したことについて次のように語りました。

「あれほどワクワクする試合はないよ。あの試合がしたいね。完璧なタイミングだと思う。最初の試合の後、みんなが再戦を望んでいたんだ。だから俺も『再戦は俺が望むときにそのときが来ればやる。再戦を求めるときがきたらやるつもりだ』と発言していた。再戦はいつでもできたはずだ。まだその時期じゃないと思っていた。そして今がそのときだと思う。彼とは戦わなければいけないからじっくり話はしたくない。でもこの男を倒すつもりだよ」

UFC299はまだ正式な開催地が発表されていません。

オマリーはヴェラの故郷であるエクアドルへ行くことも辞さないと語っています。

「そうしたいね。エクアドルがどこにあるかさえ知らないよ。どこかにあるんだろう。なぜ俺は(その条件を)受け入れないのか?エクアドルで彼をノックアウトすればさらに良いことだろう。彼をノックアウトしたいから、どこで戦っても構わないよ」

オマリーは前回の試合でヴェラに足の神経をやられたことで、1ラウンドTKO負けとなりました。

しかし今回は2度も同じ展開にはならないと語っています。

「なぜもっとそうならないんだろう?つまりそれはたまに起こることだと思う。でも何回目?そんなに起こらないよ。もしまた同じようなことが起きたら、俺は決して2回も負けたとは言わない。もしまた神経を蹴られて同じようなことが起きたら、彼は何かやっているし、彼も自分でそれをわかっているはずだって言うだろうね。でもそれはすごくラッキーだったと思っているし、彼もそれを心の底ではわかっているんだ。本当にラッキーだった。彼は純粋に俺を怖がっている。俺が速すぎて歯が立たなことをわかっているはずだ。この試合にとても神経質になっていると思うよ。彼は遅すぎる。どうする対処するつもりだ?俺がぶっ飛ばすよ」

ヴェラにリベンジを果たすことを考えているオマリーですが、ヴェラがタフで打たれ強いのも理解していると語っています。

「トラッシュトークをするが、彼の実力はわかっている。ダラダラとトレーニングキャンプをするつもりはない。簡単な試合であるかのように振る舞うつもりはないね。UFCではどの試合も、たとえトップ15に入っていない選手でもタフな試合になる可能性がある。だから彼を過小評価しているわけではないんだ。自分の意見やどう感じているかを話すつもりだ。彼は遅すぎるからぶっ飛ばすよ。でもどの選手に対してもそうしてきたように、彼に対しても真剣に向き合っていくつもりだ。チトはとてもタフだ。ノックアウトするのは難しいだろう。それはわかっている。彼が2~3発で倒れるとは思っていない。でもアルジョをノックアウトするのも難しい。それでも俺は彼のアゴをとらえたんだ。だから自分の実力はわかっているよ。この試合にとてもワクワクしているんだ」