インタビュー・コメント

UFCダナ・ホワイトがジョーンズ対ミオシッチに言及する

UFC295では、トム・アスピナルがセルゲイ・パブロビッチを1ラウンドTKOに下し、暫定ヘビー級王座を獲得しました。

当初ヘビー級王者のジョン・ジョーンズ対スティーぺ・ミオシッチが予定されていたものの、ジョーンズがケガで欠場することになったため、代わりに暫定王座戦が行われることになりました。

今後は王座統一戦が行われることになりますが、UFCのダナ・ホワイトはイベント終了後の記者会見で、統一戦の前にまずはジョーンズ対ミオシッチが行われると語りました。

「この2人が戦う。2人はあの試合にふさわしい。それが彼らの望む試合だ。私がジョン・ジョーンズを気に入っているのは、彼はケガをしたと聞いて、それがどれほどひどいものかを知るやいなや、すぐにロサンゼルスに行って手術を受け、すでにリハビリに入っていることだ」

まずはジョーンズ対ミオシッチが行われることになり、その間アスピナルは決着がつくのを待つことになります。

ホワイトは、アスピナルが次にいつ戦うことになるのかは現時点でわからないとしています。

「わからない。どうなるか見てみよう。(アスピナルは)ショート・ノーティスでこの試合を引き受けた。間違いなく彼は素晴らしかった。ちょっとの間休むために大金を手に入れた。いずれわかることだよ」

ホワイトはミオシッチの先行きも不透明だとしながらも、まずは目の前のジョーンズとの試合を実現することに焦点を当てていると語っています。

「わからないね。今はジョン・ジョーンズのことしか考えていない。それだけに集中している。この試合がどうしてもしたいんだ」

またタイソン・フューリーと対戦したばかりのフランシス・ガヌーは、今後契約しているPFLで試合を行うことになります。

しかしPFLでは対戦相手が限られてくるものの、ホワイトは実現しなかったジョーンズ対ガヌーに向けて動くことはもうないと語っています。

「それには興味がない。我々は組もうとしたんだ。彼らはやりたがらなかった。もう終わったことだ。彼はもうここでは戦わない。私は興味がないんだ」

ホワイトは、ジョーンズ対ガヌーを実現するためにPFLと共同で開催する可能性も否定しています。

「私はそう(PFLと共同でプロモート)すべきか?我々には(マディソン・スクエア・ガーデン史上最大のゲート収入が)1つ、2つ、3つあるが、彼らにはそれができない。愚かな質問だよ。なぜ私がそんなことをしなければならないのか?私はここで実現しようとした。彼らはやりたがらなかったが、ベラトールやPFLと共同プロモートするべき?なぜ私がそんなことをするべきなのか?今晩のマヌケな質問はあなたの勝ちだ」