インタビュー・コメント

UFCダナ・ホワイトがPPVの難しさを語る

10月には、KSI対トミー・フューリー、ローガン・ポール対ディロン・ダニスのボクシングイベントが開催されました。

このイベントがペイパービューで130万件も販売したと報じられています。

UFCのダナ・ホワイトは、長らくペイパービューでイベントを開催しており、売ることの難しさを理解しています。

ホワイトはポッドキャスト『The Full Send』のインタビューで、ペイパービューで130万件を売ることはあり得ないと語りました。

「最近ペイパービューがたくさん売れたという話を聞かないね。ペイパービューを130万件売るのがどれだけ大変か教えてあげよう。もし130万件売れたら、ペイパービューを70万件でも売ったなら、彼らは年に10回イベントを開催するだろう。そんな数字がペイパービューの世界で飛び交っていると聞けば、それは嘘っぱちだ。絶対に信じてはいけないよ」

「もしペイパービューを130万件売ったら、どれだけの金額になると思う?ローガン(ポール)やこのようなショーに関わっている人たちのことは好きだが、このようなひどいボクシングショーに出たことがある人なら誰でも、もし130万件ペイパービューを販売したと言うなら、それは白々しく嘘をついていることになる。真っ赤な嘘だ。それだけ稼いだなら、ずっとペイパービューをやっているだろう。世界中のペイパービュー配信会社が欲しがるだろうし、ショータイムが撤退することもなかっただろうね」

「(ハイライトを見るだけの方が)ずっと安いしお得だ。演出は最悪だし、ファイトも最低だ。ボクシングとはそういうものだ。彼らを貶めるつもりはないし、彼らが何をしようと私にはどうでもいい。これは単なる事実だ。もし彼らが100件近いペイパービューを販売できれば、人々は彼らを巡って争い、トラック何台分もの大金を彼らに投じるだろう。あの連中は誰も100万件を売っていないよ」