インタビュー・コメント

アルマン・ツァルキヤン「グリーンが負けて嬉しかった」

UFCファイトナイトのメインイベントでは、アルマン・ツァルキヤンがベニール・ダリウシュに1ラウンドKOで勝利しました。

ダリウシュはライト級ランキング4位だったことから、勝利したツァルキヤンは今後ライト級で上位に入ることが期待されます。

そして週末には同じイベントに出場したボビー・グリーンとホテルで対立して乱闘騒ぎとなり、その際の映像もネット上に出回りました。

ツァルキヤンは試合後の記者会見で、1ラウンドでKOされたグリーンを見て嬉しかったと語っています。

「彼は私の悪口を言っていた。彼には悪口を言わないでくれって頼んだんだ。私の出身地ではただ話すだけではダメで、きちんと答えなければならない。だから悪口を言うなと言いたかったし、もし悪口を言うなら、会って話をしなければならない。でも終わったことだ。願わくば、もう二度と彼に会うことがないようにしたい。彼の頭がキャンバスの上で跳ねていたときは、とても嬉しかったよ」

ツァルキヤンの強いマインドは、準備と練習の賜物だと語っています。

「おそらく生まれつき自信があるのかもしれない。正直に言うと、私はたくさん練習している。世界最高のジムで世界最高の選手たちと練習しているし、自分が一番だと感じているから自信があるんだ。たくさんのアルメニア国旗を見て、これは私にさまざまな感情を抱かせるものだと思った。とても落ち着いていたし、周りの仲間には『今夜は誰も私に勝てるわけがない』と言ったんだ」

ツァルキヤンは次の相手として、ライト級王者イスラム・マカチェフか、トップコンテンダーのジャスティン・ゲイジーを希望しました。

ツァルキヤンは2019年に一度マカチェフに判定で敗れているものの、次に戦うことがあればKOできると語っています。

「常にベストシナリオを考えているし、1ラウンドで(マカチェフを)ノックアウトできると思っている。我々はベストなことを考えなければならない。最悪の状況を考えるべきではないんだ」