インタビュー・コメント

UFC王者レオン・エドワーズ「コビントンにとどめを刺したい」

今週末に開催されるUFC296のメインイベントでは、レオン・エドワーズとコルビー・コビントンがウェルター級王座戦を行います。

コビントンはトラッシュトークとして知られていますが、現王者のエドワーズは『MMA Fighting』のインタビューで、試合前に何を言われても試合結果には影響しないと語っています。

「俺はただ無視するだけだ。俺の出身地や育った場所では、冗談の言い合いが全く異なるものだ。典型的なアメリカンジョークを思い出すよ。アメリカン・パイ(映画)のスティーブ・スティフラーみたいな人だ。彼はただ口が悪い。どうでもいいことだけどね。戦う以外でも彼とは決して友達にはなれないよ。俺たちは全く違う人間だ。男としてのモラルが違う。もうたくさんだ。そうすれば練習もしやすくなるし、彼の顔に思いっきりパンチを打ちやすくなるね」

「彼はやって来てキャラクターを演じている。UFCから解雇されそうだからキャラクターを演じるんだってね。そんなヤツなら、笑ってやり過ごす方が楽だ。ただの変なヤツだよ。彼が言おうとしていることを一字一句違わず言える。彼がどんな服装をするかはわかるだろう。ただおかしなキャラクターでピエロなんだ。俺たちはただそれを楽しむだけだね」

直近の試合となる2022年3月にマスヴィダルに勝ったコビントンですが、エドワーズは自身がマスヴィダルほど簡単ではないと語ります。

「彼が王座戦に相応しくないことは、世界中が知っているような気がする。彼はウスマンに負けた。ホルヘ・マスヴィダルという去って行った選手を倒し、その後2年間休養してタイトルに挑戦する。彼はオファーされた試合は全て断り、呼びかけられた試合も全て断ったんだ」

「俺はマスヴィダルじゃない。誰もがわかっていることだ。マスヴィダルはじっとしていられない選手だった。彼は引退間近で、引退するためのわずかな報酬を得るためにコルビーと戦ったんだ。俺はマスヴィダルとは違う。もし彼がそう判断しているんなら、とんでもないことだね」

エドワーズはコビントンをノックアウトで勝利することで、キャリアに終止符を打つことができると語りました。

「勝ちは勝ちだと思うし、その必要はないと思うが、彼をノックアウトしたい。彼にとどめを刺したいんだ。今回は彼にとって4度目のタイトル挑戦だ。今回彼は少しも機会を獲得していない。2年間も欠場して、文句や不平を言って、みんなを責めた。みんなのせいであって、彼のせいではないとね。彼に最後のとどめを刺すことは喜びだし、早く待ちきれないんだ。彼が若い選手たちと戦うために留まっているとは思えない。彼はすでに彼らとの対戦を断っているだろう。今彼が同じメンタリティを持って、若い選手たちと競い合うために奮闘しているとは思えないんだ。彼はロビー・ローラーやホルヘ・マスヴィダルのような少し年を取った選手に勝つことに慣れている。彼らは37~38歳で、戦ってきて体はボロボロだ。そういう選手を倒すことには慣れている。今彼が若くて健康でハングリーな男たちを倒しに行くのか?それをやるとは思えないね」