UFC296のメインイベントでは、ウェルター級王者のレオン・エドワーズがコルビー・コビントンに判定で勝利して、王座を防衛したものの、ベラル・ムハマッドは試合に否定的な考えを示しています。
ムハマッドはイベント終了後に『ESPN』のインタビューで、ウェルター級王座戦について語りました。
「正直なところ、試合はこの階級にとってジョークだったね。それが2年間欠場していた結果だし、(コビントンは)試合に出る資格がなかった。発言の根拠がなかったね。レオン・エドワーズも行動で示すべきだったんだ。コルビーの発言は、アゴを砕かれて当然だよ。レオンは彼に恥をかかせてとどめを刺すべきだったと思う。だからUFCは次に誰が出るべきかわかっていると思うよ。俺が出る必要があるんだ。ウェルター級を再び偉大にする必要がある。なぜなら俺は一戦一戦真剣に戦うからだ。100%ノンストップで戦う。レオン・エドワーズにとっては一息つく間もないだろうね」
ムハマッドはいつUFCから王座戦の連絡が来ても、準備を整えていると語りました。
「準備はできているよ。彼はまったくダメージを受けなかった。コルビーは500発くらい打撃を放っていたが、たぶん当たったのはそのうちの1発だろう。蚊に刺されたようなものだから、レオン・エドワーズはシャワーを浴びて汚れを落とせば大丈夫だ。また長期遠征にならないことを祈るよ」
「彼は非活動的だ。だからジムにこもって準備万端にしておくよ。いつでも行く準備はできている。1週間前に連絡をくれればいい。UFCからいつ連絡が来ても構わない。ただタイトル戦がしたいだけなんだ。有名なGSP(ジョルジュ・サンピエール)の言葉を借りれば、『ダナ、どうか俺にタイトル戦をやらせてくれ』って感じだね」