インタビュー・コメント

コルビー・コビントンがまだ引退しない意思を明かす

今月のUFC296でウェルター級王者のレオン・エドワーズに挑戦したコルビー・コビントンでしたが、判定で敗れて3回目の王座挑戦も獲得はなりませんでした。

試合後には精彩を欠いたパフォーマンスだと言われていたコビントンでしたが、試合開始早々に負傷していたようです。

コビントンは『PBD Podcast』で、足を骨折していたと主張しました。

「みんなはまだ知らないだろうけど、試合開始30秒で足を骨折したんだ。レントゲン写真が出てくるだろう。試合開始1分だ。彼のヒジに当たった瞬間の写真が携帯に残っている。腫れているのがわかるよ。1ラウンドが終わったとき、痛みを感じたんだ。いつもはスツールに座るんだが、座りたくなかった。右ヒジと足の甲が当たったんだ」

「踏ん張れなかったから、彼は俺の右太ももに何発もケリを入れてきたんだ。左足が折れていたから、右太ももに全体重をかけていた。まずい状況だよ。試合終盤には痛みに耐えて右足を上げてケリを確認し始めた。彼は4ラウンド以降、ケリを出さなくなったんだ。彼は俺がケリのタイミングをとらえていると感じていたし、俺のヒザで足を折られたくなかったからだ」

コビントンは今のところ引退する予定はないとしながらも、将来的には政治家になることを考えていると語りました。

「次のことを考え始めたら、引退した方がいいような気がするよ。格闘技に熱心に取り組んでいないということだ。だからまだ自分が世界最高の選手の一人だとわかっている。俺を完膚なきまでに叩きのめすはずだった王者と5ラウンドを戦ったばかりだ。非常に拮抗した試合で、どちらに転んでもおかしくはなかった。でも俺は選手以上の存在なんだ」

「俺はもっと賢い。自分の頭脳を使うことができるし知性もあるから、人生でやりたいことが自由にできる。考えたことはないけれど、いつか政治の世界に入りたいと思っているんだ。というのも自分が信じるもののために戦いたいからだ。連邦議会か上院議員になるとかね。フロリダ州知事になるのが究極の夢なんだ。そうなりたいね」