今週末のUFCファイトナイトのメインイベントでは、マゴメド・アンカラエフとジョニー・ウォーカーが対戦します。
10月のUFC294では一度両者は対戦しているものの、アンカラエフのイリーガル・ニーによって試合はノーコンテストとなりました。
ウォーカーは今週行われたメディアデーで、アンカラエフに対して前回の試合のわだかまりはないと語りました。
「何の心配もしていないよ。彼に対して憎しみはない。感情というのは、憎しみがあれば、もしかしたらミスをするかもしれない。いや、私は非常にテクニカルだから、感情抜きでここぞというときに攻撃的になるつもりだ。ロボットのようにね。そうすることでミスを犯さないようにするんだ」
ウォーカーは、アンカラエフのことを熟知しているとし、トレーニングでシミュレーションしていることを明らかにしました。
「彼の好みやパターンはわかっているから、何週間も何ヵ月もスパーリングをしながらシミュレーションしている。もし彼がテイクダウンしてこようとも、打撃をしてこようとも、何をしてこようと準備が出来ているよ。彼のパターンは知っているし、何も大きくは変わっていない。最悪の事態に備えるだけだ。準備は出来ている。彼が床に仰向けになっているときの行動を見たことがないから、おそらく彼を倒せるだろう。もし私のいい打撃が入れば、彼は意識を失うと思う。もし彼の背中を取ったら、チョークで眠らせるつもりだ。私はいつも自分のベストを尽くして、試合をフィニッシュしようとする。ジャッジが試合を決めるのは好きじゃないんだ。誰かが間違った判定を下すかもしれないのに、あまりにも苦労が多すぎる。自分の手で試合を決めたいから、フィニッシュするためにベストを尽くすつもりだよ」
ライトヘビー級王者のアレックス・ペレイラは、4月13日のUFC300で王座防衛戦を行う可能性を示唆しています。
ライトヘビー級ランキング7位のウォーカーは、もしランキング3位のアンカラエフに勝利すれば、王座挑戦権を手にできると語りました。
「(勝者が王座に挑戦するのは)100%だ。アンカラエフがこの階級で最もタフな選手であることは間違いない。この試合で次のチャンピオンが決まるだろう。それは私だよ」