インタビュー・コメント

ドリカス・デュ・プレシが王者ストリックランドについて言及

今週末に開催されるUFC297のメインイベントでは、ショーン・ストリックランド対ドリカス・デュ・プレシによるミドル級王座戦が行われます。

当初はお互いについて多くを語ることはなかったものの、12月に行われた記者会見が白熱し、UFC296のケージサイドでは本格的な乱闘へと発展しました。

挑戦者のデュ・プレシは『The MMA Hour』に出演し、両者の間で起こったことに全く後悔はしていないと語りました。

「後悔はしていないよ。言ったとおりだ。わめきちらしてもいいじゃないか。このことをずっと主張し続けるつもりはないが、自分が言ったことは支持する。冗談で言ったんじゃない。起こったことは事実だ。事実を語っただけだよ。彼は以前のインタビューで冗談を言っていた。私は冗談ではなく事実を言ったんだ。間違いなくそれが彼に大きな影響を与えた。それは必要ないから、そのことを叩くつもりはない。私は望んだ結果を得た。何か一つのことを叩く必要ない。もちろん彼の身に起こったことはひどいことだが、そうなってしまった。自分に起こってほしくないことを他人に投影してはいけないよ。それが現実なんだ。彼は私やコーチを見下したし、それを見逃すわけにはいかない。だからそれを受け止めて、今我々は新しいページを開く。やり直すんだ。厳密にはビジネスだ。彼に敵意はない。私が言ったことや起こったことは事実だが、少なくとも私の側からは敵意はない。私は試合に勝つためにここにいるんだ」

デュ・プレシはUFC296の観客席でストリックランドが攻撃してきても、動揺しなかった理由を語っています。

「当然アメリカと南アフリカでは物事の進め方が少し違う。南アフリカでは古き良き金曜日の夜の出来事だけど、あまり良いものではないね。もしそれがバーで見た試合だったら、みんなとてもがっかりするだろう。(今回の騒動を)告発しようとは思いもしなかったよ。剣を取るものは剣によって滅ぶ。もしトラブルに巻き込まれたとしても、ママに泣きついたり、裁判を起こしたり、誰かを訴えたりしてはいけない。もしトラブルが起きたとしても、それは自分が蒔いた種だよ」

デュ・プレシとストリックランドは試合前にも記者会見を行う予定になっているものの、今週は戦闘モードになっているため、以前とは違うものになると語っています。

「彼が私に何を仕掛けてきても準備はできているよ。記者会見に出るときは、あれを言おうこれを言おうと計画することはない。そういうやり方はしない。その場で話すだけだ。もっと穏便なものになると思うが、もしかしたら彼はガンガン攻めてくるかもしれない。でも私の中で最初の記者会見は冗談みたいなものだったから、もっときちんとしたものになると思う。あれは私が楽しんでいたが、もうその気持ちはない。今は戦う気持ちでいる。準備はできているよ。世界タイトルを獲りに来たんだ。冗談を言うために来たんじゃない。世界チャンピオンになるためにここにいるんだ」