インタビュー・コメント

ダナ・ホワイトがUFC297のメインについてコメント

UFC297のメインイベントでは、ドリカス・デュ・プレシがショーン・ストリックランドにスプリット判定で勝利し、新ミドル級王者となりました。

UFCのダナ・ホワイトは試合後の記者会見で、接戦だったことは認めつつ、新しい王者になるためには王者から確実に王座を奪う必要があるとの見解を示しました。

「おもしろいね。採点を見ていたらどっちつかずだった。最終ラウンドまで2-2だったんだが、最終ラウンドはストリックランドが勝ったと思っていた。同じテーブルに座っていた人たちは逆の意見だったね。接戦だった。最初の2ラウンドはストリックランドが素晴らしかった。ジャブがすごく良かったよ。あんなジャブはMMAでは見られない。ジャブが役目を果たしていた。(デュ・プレシの)両目は腫れ上がっていた。でも彼は3・4ラウンドにスローダウンしたね。デュ・プレシは前に出続けて、テイクダウンとパンチを織り交ぜていた。5ラウンドまで互角だったし、どっちが勝つか、このラウンドで決めるって思っていた。両者とも少しずつペースを上げていったね。厳しい試合の一つだったけど、私はチャンピオンから王座を奪わないといけないと思っている一人なんだ」

この試合がスプリット判定になったものの、ホワイトはすぐに再戦させる可能性は低いと語っています。

「もちろんいずれこの2人は再戦することになるだろうね。でもすぐに再戦を組むことは考えていないよ」