UFC297のメインイベントでは、ドリカス・デュ・プレシがショーン・ストリックランドにスプリット判定で勝利してミドル級王座を獲得しました。
デュ・プレシは試合後の記者会見で、ストリックランドと接戦だったことについて語りました。
「念のために言っておくが、私が試合に負けたと思っている人はいるのか？(UFC CEO)ダナ(ホワイト)がそう言っていたの？まぁ、たわ言だよ」
「間違いなく接戦だったが、自分で勝ったと思っていた。あのスプリット判定になったとき、(勝つか負けるか)フィフティフィフティだと思ったよ。そして『And new(デュ・プレシの勝利を示すコール)』と言われたとき、15年間頑張ってきたことが一つにつながったような気がしたんだ。非現実的な感じだ。素晴らしいことだよ。試合には十分勝っていたと思う。接戦だったのは間違いないけどね。彼が1ラウンドを勝ち、その後私は必要な修正をしていったんだ。結局のところ、私は自称UFC最高のボクサーと遜色ない能力を備えていたってことだよ」
新王者となったデュ・プレシは、元ミドル級王者のイスラエル・アデサンヤに対戦を呼びかけました。
デュ・プレシは、この試合があくまでもファンが望むため実現を目指しているとしています。
「個人的な感情は何もない。それは単にファンが見たい試合だ。最高の相手と戦いたいんだ。私が戦う相手はたくさんいるけど、ファンが見たいのはイスラエル・アデサンヤ対ドリカス・デュ・プレシだ。すでに盛り上がっている。もしファンが冷めてアデサンヤ戦を本当に見たくないのであれば、その試合はやらない。私はそれで問題ないね。誰が相手でも構わない。でもそれは私の頭の中にあって、多くの人たちが見たいと思い、興奮させるであろう試合だよ」
またデュ・プレシが勝利した後、カムザット・チマエフはUFC300でミドル級王座に挑戦することを示唆する投稿をしました。
See you soon biplisi ufc300 🫡
— Khamzat Chimaev (@KChimaev) January 21, 2024
デュ・プレシは、この投稿について質問されました。
「ああ見たけど彼はジョン・ジョーンズにそう言ったんだ。誰があいつの言うことを真に受けるんだ？」